5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 多くの健エミュユーザーが |
When(いつ) | 黎明期から最近に至るまで |
Where(どこで) | 職場やサークルの飲み会の席で |
Why(なぜ) | 推測:場の雰囲気による気分高揚やアルコールの影響で |
What(何を) | 身体的リスクや精神面のリスクを認識せずに |
How(どのように) | 健常行動ブレイクを行い |
Then(どうなった) | 酒の席で失敗し、命の危険や金銭トラブルまで発展した事例もあった。 |
当記事の趣旨
- このメタ事例の初版は年末年始で忘年会・新年会が近づく12月である。今回は具体的な事例を挙げ、今後飲み会に臨む健常者エミュレータを作動し過ごしている人々が同じ失敗をしないことを目的とした記事である。
- 他にも追記した方がいいケースがある・余分な箇所を感じたら、ぜひ追加編集されたし。
そもそも健エミュが必要な人間は飲み会に参加するべきか否か
- 懇親会や打ち上げの類にはできるだけ参加した方がいい
- 気を張っていても健常者ブレイク行動を取ってしまう日々でも、酒の席だからこそ許されることがある。
- 記事にあるように、年配者(OB、上司など)がいたり、年功序列的思考が強い職場では参加する方がよりよく働く可能性がある。
- 飲み会の最後までいる必要はなく、ホワイトライでもいいから用事を作り、序盤や一次会のみ参加し帰るという手もある。また本当に苦手であるならば、無理に飲み会に参加しなくてもよいだろう。
話す際留意した方がいい、しないほうがいい話題
異常自慢、ブラックジョーク、政治・思想、暗い話
- トラブルが大事に至らなかった事を自慢げに話してはいけない
- アル中や消費者金融の話を楽しい笑い話として披露してはいけない
- 飲み会で鯨肉が提供された際、シーシェパードの話題を出してはいけない
- 希死観念は表に出さないほうがいい
- 普通の会話よりは幾らかはっちゃけた話をしてもいいとは思うが、人が引くレベルの話題を振らない。
- 希死念慮やブラックジョークを話す相手・集団は選ぶべき(もしくは話して笑える職場であるか検討するべき)である。
学術的にニッチな話題
- サークルの飲み会でRSA暗号について語ってはいけない
- 「面白い話をして」と言われたときに学術的に面白いと思う話をしてはいけない
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- 事例にあるような話題(音声学、RSA暗号)をしてしまえば、同じような学部、研究分野の出身でもないとほとんどの人はついていけず、反応に困るのである。
- 筆者の経験だが、酒が入った上で学術や趣味の話をすると早口・大声になることもある。場合によっては話題のついていけなさと相まって不快に感じられるかもしれない。
- どうしても話したいのならば、普遍的に伝わるような具体例(電車や会社で勉強の技術が活用されている等)を用意しておくといいだろう。
セクハラ・下品な言葉
- 知り合いの風俗嬢の女の子に冗談でも「セックスさせてよ」と絡んではいけない
- ボケにボケを重ねるべきではない
- 飲み会であろうとセクハラはセクハラ、下品な単語は下品な単語であることに変わりはない。「酒の席だから」と言ったことにより異性同性からどう思われるか考えること。
- 突発的に口に出してしまう癖があるならアルコールを控えたり、飲むにしてもより自身の発言を意識する必要がある。
考察・対策
- 挙げたものは普段の会話で話してはならない話題とも共通している部分もあるが、飲み会では特に「酒とともに楽しいコミュニケーションを行い、親睦を深める」が目的ではないかと思われる。そんな席で異常コミュニケーションをすると、飲み会によって作り上げられた賑やかな雰囲気を凍りつかせてしまう。
- 話していい話題、ニッチな話題かどうか迷ったら、こちらやこちらも参照の上検討すること。
- アルコールにより「これは話していい・話してはならない」の制御レベルが下がっているという意識を持ち、自分から話題を出さない、コミュニケーションのさしすせそで返すだけにすると決めてもいいだろう。
しないようがよい・したほうがよい行動
趣味が無くても適当な回答を作っておくとよい
- 人間に興味があるふりをしたほうがよい
- 飲み会では、普段職場で発生する世間話より趣味や生活に関わる話題が振られる可能性がある。
- 記事にあるのように、嘘でよいので回答を準備しておく、またどういうところが良いなど詳細な解答例を用意しておくといい
- ただし、趣味や具体的な人物について語った場合、好きでもないのにグッズを渡される、本当に好きな同期や先輩に声をかけられるリスクも発生する。
自身の飲酒量を偽らない、驕らない
- 加減を知らない人の前でアルコール耐性の高さをアピールしてはいけない
- 無理をしてアルコールを飲み、仲間や上司に迷惑をかけることはよくない。
- ある程度自分の許容量を把握しておき、酒が飲めないなら素直に下戸であると申告する。
- この事例のように加減のできる相手ではなかった場合、酔い潰れたり最悪の場合救急車に運ばれる可能性がある。
アルハラをしない、身体を張らない
- 会社の飲みの席で役員に酒を注ぎすぎてはならない
- 一発芸で致死量の正露丸を一気飲みしてはいけない
- アイデンティティを守るために体を張ってはいけない
- 「目には目を、歯には歯を」をアルコールで実践してはならない。アルハラをされたからといってやり返すのではなく、自分からその場を離れるようにする。
- 人を笑わせたり気を使うために命を張り、病院送りになっては本末転倒である。
終電が去ったあとの二人を引きとめない
- 情事を望む男女は終電を意図的に逃す場合があると知ったほうが良い
- 「いい感じ」の雰囲気の二人を邪魔しない方がよい。
- 該当記事はバーでの話だが、大学のサークルや職場内恋愛の可能性を考慮し挙げることにした。
飲み会で奢ってもらったら感謝を伝えるとよい
- 最近してもらったことを思い出してお礼を言うと良い
- 記事にあるように、共通の体験を持ち出すことで話題のきっかけになり、今後のより良い関係の維持・発展に繋がる。
最後に
- 話題の欄でも挙げたように、普段の生活と共通している点もある。ただし酒の席である故普段より許されること、逆に普段のコミュニケーション以上に問題となる事例もあると考えられる。
- アルコールは緊張を解し、リラックスさせてくれる効果がある。「〇〇をしてはいけない」と意識することも大事だが、無理はしないこと。話が上手くできなくても食事を楽しんだり、誘ってくれたことの感謝を示すだけでも周りから印象はいいのではないだろうか。
- この記事を参考に、健常者エミュレータを作動させ生活している人々が安全に酒の席で過ごせることを願う。