5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 私が |
When(いつ) | 集団塾での授業中 |
Where(どこで) | 1番下のクラス |
Why(なぜ) | 本気で教えていたため、感情的になってしまった。 |
What(何を) | 私が教授項目について説明をし終わった時に、煽ってきた生徒に対して |
How(どのように) | 反射的に「死ね…」と呟いた |
Then(どうなった) | 上司にチクられてバイトを辞めることになった。 |
前提条件
- 当該生徒は最下位クラスの中でもぶっちぎりの落ちこぼれであり、授業はほとんど聞いていないが活発に発言を繰り返す生徒であった。私は最下位クラスの担当になるのは初めてで、この事件は担当3ヶ月目くらいに起きた。なお小学生の塾である。
健常行動ブレイクポイント
- 教室という空間では、先生と生徒の関係は上下関係であり、生徒が萎縮するような発言は厳禁である。
- 最下位クラスにいる生徒は、塾にとっては「お客さん」であり、適当に授業を受けて受講料を納めてくれればいいにも関わらず、本気で教えていた。
- そもそも人に対して殺意をあらわにし、畏怖させた場合刑法上の犯罪に当たりうる。
どうすればよかったか
- 生徒に対しては普段から物腰柔らかく接するとともに舐められないように距離をとるべきであった。
- 最下位クラスは所詮最下位クラスと割り切り本気で向き合わなければよかった。最下位クラスが最下位クラスのままでも誰も変には思わないし、勉強に本気で向き合ってないから最下位クラスに彼らはいるのである。また、彼らの親もとりあえず塾に通わせておくことで教育をしたというアリバイを手に入れたいものがほとんどである。親がきちんとサポートしていれば最下位クラスになどならないのである。塾としてもそのようなクラスだから私のような新米講師の練習場にできるし、それでお金も取れる。私塾親の三者のWin-Winの結果として生徒たちが塾の中でloserになっている構造を読み解くべきだった。
- マインドコントロールの練習を普段からするべきである。また普段から言葉遣いに気をつける。友人同士との間などで乱暴な言葉を使っていると習慣化によりポロッと出てしまうことがある。
備考
- それから学習塾の講師はやっていない。
- クラスの面々は先生を煽って失言させれば不利な立場に置くことができることを学んだ。後任の先生には申し訳なく思う。
- このような発想は、教師を軽んじる雰囲気から出てくると思う。教師という存在に対して子供はとりまリスペクトするべきであり、教師もリスペクトされるべき人物であると良い、そのようになるよう周囲の大人が教師と生徒をサポートするとともに見守っていくべきだ。