5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | メモを取りたい時 |
Where(どこで) | 職場で |
Why(なぜ) | メモを取り始めるのに時間がかかることで、頭の中にメモを取りたい事項を保持するのが負担に感じた、あるいは、作業後にメモを取りたい事項の内容を忘れることが多かったので、 |
What(何を) | 4色ボールペン2本および油性ペンについて |
How(どのように) | 始業時に、作業着の胸ポケットに入れるようにした |
Then(どうなった) | 作業中に、別作業の存在を思い出した場合などに速やかにメモが取れるようになり、作業の抜け漏れ、片付け忘れが減った |
前提条件
- 筆者はウェクスラー式の検査によりASDの診断を受けており、ADHDの傾向もある。 メモ帳、PCは基本的に携行している。 筆者は技術職であって、事務室と実験室を行き来してそれぞれで作業することが多い。ペンを事務室の机上に置いたまま実験室に 行ってしまい、実験室でメモを取る際にペンが見当たらないことが複数回あった。 また、上記手法を習慣化するには、「始業時にペンを作業着のポケットに入れる」工程を忘れないことが重要であるが、この工程はすぐに習慣化できた。利益を享受する場面が多かった(即効性を感じやすいため、「実行する」→「嬉しい」と容易に認識できた)ためだと考えられる。
なぜやってよかったのか
- 実効的であったため。筆者は従来、「筆者がペンを持ち運ぶのを忘れること」が原因だと認識していたが、忘れるのをなくすことができなかった。加えて、自責の念に駆られることが多かった。上記方法を実践し始めたところ、ペンを1本事務室の机上に置き忘れていたとしても、もう1本が胸ポケットに残っているので、メモを速やかに取ることができる。
- 方法が上手くいった(ペンを取ろうとした際にすぐにペンを取り出せた)ときに、「おっふww過去のワイ、気が利くやんwww」と、自画自賛できる
- シチュエーション「作業中に大事なことを思い出したので作業を一旦止めてメモした後、作業に戻る」は中々にストレスが溜まるが、このストレスをいくらか低減できる
やらなかったらどうなっていたか
- ペンを忘れた際に、ペンを取りに戻るために時間を浪費する
- メモを取り始めるまでの時間が空くので、メモを取りたい内容に抜け漏れが生じやすくなる
- メモをとらずに覚えておこう(現作業の後に対応しよう)とした場合に、頭の中に事項を保持する必要があるため、現作業に思考を注力できず、現作業のミスにつながる
備考
- 4色ボールペ ンは、事務室と作業着のみならず、車の中、カバンなど、各所に置くようにしている。その理由は本手法と同様に、ペンをすぐに取り出せる状況を作るためである。
- ドライアイ用の目薬、乾燥用のリップクリームについても同様に、カバンの中、PCの近くなど、複数個購入のうえ、各所に常備している。
- 必要最低限の数のペンを用いる場合と比較して、金はかかるがストレスは減る。筆者はストレスを減らすことを選んだ。