5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 高校生のとき |
Where(どこで) | 教室で |
What(何を) | 当番の生徒が書く学級日誌を |
Why(なぜ) | 推測:早く書き終えて提出したいが、感想欄の内容が思いつかなかったため |
How(どのように) | 当日の朝礼で担任が「校内での財布の紛失が続いている」と言及して中指でカギの形を作って示していたことを思い出し「校内に盗人がいるのは嫌だと思った。貴重品の管理には気をつけたい」という趣旨の文章を書いた |
Then(どうなったか) | おそらく担任が困惑した。私の記述について直接の反応はなかったが、数時間〜数日後に言葉選びの不味さを自覚し、以後は同級生が日誌を書くのを目にするたびに自身の記述を思い出して苦い気持ちを抱いた |
健常行動ブレイクポイント
- 貴重品の盗難(疑惑)は不信感や警戒を生むトピックであり、感想を目にした同級生がどう感じるかという視点が抜けていた
- 学校は「顔見知りの他者」が多いコミュニティである。私は財布の管理のことだけを考えており「自分が属するコミュニティに犯人がいると想定するのは不快なことだ」という認識が薄かった
- 担任が遠回しな表現で示したことを、わざわざ直接的な文章で記録するべきではなかった
どうするべきだったか
- 授業の感想や学習への意気込みなど、無難な話題を選ぶべきだった
- 日誌に限らず、相手がスラングや婉曲表現を使っている場合は「直接的に表せない背景がある」と捉えるべきだった