5W1H+Then状況説明

Who(誰が)筆者が
When(いつ)ここ最近
Where(どこで)精神科病棟の入院先で
Why(なぜ)やることがなさすぎて、らくがきをしたり、他患者が持ってきたアナログゲームの説明、麻雀に興味がある人には簡単な上がり方を教えた。また、服に興味がある人には服の素材や形を図に描いて渡していた。
What(何を)null
How(どのように)らくがき、服に興味ある患者さんには無料スケブ、アナログゲームは進行役に徹し、麻雀は紙に書いて説明するなどした。
Then(どうなった)他患者と適度に良好な関係を築くことができた。また、病院内という特殊環境で「神絵師」と褒められ、自己肯定感が上がった。治療も順調に進んでいる。
前提条件
  • 筆者は躁状態で入院した ・ネット利用を制限されていたため、本当にやることがなかった ・競馬、麻雀、煙草、パチンコをやっているので、いわゆる世間には理解されにくいご趣味をやっている方にはウケやすい環境であった ・精神疾患当事者のため、自分の疾患や飲んでる薬の詳細、国の福祉制度を知りたいと思ったため、精神医学の初学者向けの書籍、精神保健福祉士のテキストを持っている。知識も少し頭に入っている。

なぜやってよかったのか

  • 自己肯定感が上がり、オフラインの交流も捨てたモンじゃねえと思った。また、閉鎖病棟で暇すぎて、暇そうにしている看護師が喫煙者と判断できる場合、銘柄の話題で盛り上がれる
  • 初めて会話した患者さんが喫煙者で意気投合した。最初「数カ月入院してるけど全然良くならない」と言われていたが、筆者と会話するようになってから、病棟内で活動できる時間が増え、少しだけ病状が良くなりつつある。(これは医療従事者が手を尽くしているおかげである)
  • 入院を機にソーシャルワーカーが担当についたため、今後の身の振り方、障害年金、生活保護の話をすることができた。

やらなかったらどうなっていたか

  • 躁状態が続いていたかもしれない。今後の身の振り方も考えられるような状態にならないまま、長時間閉鎖病棟にいるかもしれない
  • 他患者との接触もなかったかもしれない
  • 競馬で盛り上がることもなかったかもしれない

備考

  • 本当にやることがなかったので、病院入院から現在までの状態を漫画にして60ページほど執筆した
  • 入院すると酒、煙草はできないので嗜癖がある方は入院先で禁酒、禁煙治療を受けることを推奨する。無理なら入院しないようにコントロールしたほうがいい
  • 筆者は現在も入院中だが、ネット解禁となったため本投稿をしている。 精神疾患があり、お困りのことがある方はぜひかかりつけ医に困っている事項を相談しましょう。