5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 小学校6年生の、歯磨きの時間に |
Where(どこで) | 学校の廊下で |
Why(なぜ) | 落ちる水の形を見てみたいと思ったから。また、水の落下時間を稼ぐために高いところから落とす必要があると考えたから |
What(何を) | 歯磨きコップに入れた水を |
How(どのように) | 校舎4階の窓から外に向かって放った |
Then(どうなった) | 通りかかった教員に怒られた |
前提条件
- 窓の下は校舎裏の暗い緑地であり、人が通る場所ではなかった。また、窓の下に土以外のものがないことを確認してから水を流した。
健常行動ブレイクポイント
- 危険な行為と類似した行為は、たとえそれ自体が安全であっても見た人に不安感や危険な印象を抱かせるということに気づかなかった。 高いところから物を落とす行為は大きな運動エネルギーを生むため一般に危険とされているが、落とす対象が常温の水であれば安全だから問題ないと考えて実行した。しかし、自分が安全に配慮しているという内的な活動は人からは読み取れないため、「児童が窓から腕を伸ばして何かを落としている」という構図自体が、児童の安全に責任を負う教員を慌てさせるものであった。また、実際に危険な行為と紛らわしいものであった。
どうすればよかったか
- 水の入ったコップに限らず、物を持った手を窓の外に出してはいけなかった。
- 自分で「高いところから水を落としたら空中の水の形を見られて面白いだろう」「窓の下は人がいないので問題ない」と考えていても、通りかかった人にはその必然性や安全性が一見してわからないため、実行すべきではなかった。
備考
- 当時は怒られても何が悪いかわからなかったため、「教員に見られたからいけなかった」と考え、その後も窓から消しかすやクレンザーの粉を落として遊んでいた。
- 窓から水を落とす遊びはクラスメイトに広がって流行ったので、同年代の子供の中では異常な行動とは見なされなかった。