5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 二日に一回ほどの頻度で |
Where(どこで) | 主に自宅アパートにて |
Why(なぜ) | 鬱を打ち消すためによりよい対策を模索していて |
What(何を) | 筆者の精神的症状(抑鬱、死にたいという気持ち)を |
How(どのように) | 問いかけの中で鬱を大きく緩和させ、単に押さえつけた場合と違って後で反動が来ることも少なくなった |
Then(どうなった) | 日々の気分がいくらか快活なものとなり、勉強も多少はかどるようになった |
前提条件
- 筆者はASDとADHDの両方を持っていると診断済だが、父方母方のどちらにも精神障害者が多く、他の疾患のリスクや傾向も潜在的に抱えていると思われる。 タイトルの通り「そうか?」と聞いたあとでまだ気持ちが収まらないようなら、その仮想的な他人と自分とで会話してみるとよい。また筆者は関西人であり、「そうか?」という問いかけのトーンも関西的なお笑いのニュアンスが多分に含まれている可能性がある。なおその他人の容姿としてはアニメ版の野原ひろしで想像している
なぜやってよかったのか
- 鬱がひどくなってくると日常生活にも支障が出てくるし、勉強にも差し支える。これを緩和できたのは非常に大きい
- このやり方はあまり他所では聞かない対処法なので、ある種の発明だと筆者は個人的に自負している。つまり、自力で工夫して鬱に打ち勝ったと言う自負心がさらに精神衛生によい働きをしたともいえる
やらなかったらどうなっていたか
- これまで押さえつけるか横になって耐え忍ぶなどして消極的な解決で鬱をやり過ごす一方だったので、放置していたらさらに鬱が増大していたと思われる
備考
- 精神科で医師によって行われる精神療法のなかでも、多様な価値観を身につけるよう促すのはもっとも基本的な事項である。つまり、自分の中に仮想的な他者を作りあげることで、「異なる気分から生じる異なる価値観」のようなものを設けることができる
- 一方でこの自己流のやり方にもリスクはあるだろうし、別人格が何らかの形ではっきり生じてしまったりコントロールが効かなくなったりしてしまう可能性もあるし、統合失調症では妄想に対して問いかけをすることは妄想の先鋭化を招く。 よってこの方法は必ずしも誰にもお勧めできるものではなく、そもそも精神療法・心理療法の様々な技法のすべては、大なり小なりの心理的リスク・侵襲性を持つものである。マインドフルネス(瞑想・内観)などでフラッシュバックが生じてコントロール不良となる事例などが知られているが、何かしら特殊な治療法を試みるには慎重を期してある程度丁寧に行うべきで、なにより精神科での診察・投薬などを優先したうえで自己流のことは補助的に行うべきである
- 筆者は来年の二月に医師国家試験を控えているが、精神科のマニアックな事柄ばかり勉強しているため主治医からはちゃんと他の診療科も勉強するよう強く言われている