5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | スマホの消費カロリー計算アプリを |
When(いつ) | 筆者がうつ病の療養中 |
Where(どこで) | 散歩などで活動量を増やしていた際 |
Why(なぜ) | 筆者がすぐに疲れて寝込んでしまうため、スマホアプリの一定のカロリーを一日で消費すると「おめでとうございます!」のような通知が来る機能を、逆に一日の上限カロリーとして捉え、通知が来たら休むようにした。 |
What(何を) | 筆者の活動量について |
How(どのように) | 客観的な指標を与えた。 |
Then(どうなった) | 着実な体力改善に寄与した。 |
前提条件
- 医師からは「散歩してみて はどうでしょう?」と提案されていた。寝たきりで最低限の外出もままならないという状況からはある程度回復していた。
なぜやってよかったのか
- うつ状態からの回復傾向にあるときに散歩などをすると、気分が良いのでつい歩きすぎて疲労困憊してしまっていたが、それを回避することができるようになった。
- 体力がついてきて負担がなくなってきたなと感じたら、一日の消費カロリー上限を増やしていく。そのことで徐々に体力が回復していることが可視化できて、達成感を得ることができた。
やらなかったらどうなっていたか
- なかなか元気がでないことは単純に体力の問題と切り分けることができた。抗うつ剤の相性などうつ病の治療方針の問題だろうと捉えたりして効果的でないポイントで試行錯誤しまい、治療期間が更に伸びたかもしれない。
備考
- 筆者が利用したのはiPhoneのフィットネスというアプリであるが、 1. 消費カロリーもしくは歩数が勝手に計測され、 2.一定量を超えると通知が届き 3.毎日の記録が自動登録される アプリなら何でも良いと思う。多少面倒になるが万歩計と手帳でも以上の要件は満たせる。
- うつ病に限らず1週間程度寝たきりになった程度でも筋力が大きく低下するらしい。筆者は3ヶ月程度外出も困難な状態であったが、簡易的なヘルスメーターで足の筋肉量を測ると実年齢+15歳程度の筋肉量まで低下していた。しかし感覚がついていなかったため、うつ病ゆえ元気がないと誤認していた。
- 筆者は発達障害の傾向からいわゆる感覚鈍麻と言われる症状があり、普段から疲労に気づきにくいところが ある。うつ状態が寛解しても継続して過活動のアラートに利用できるかもしれない。