5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 以前 |
Where(どこで) | 友人と会話中 |
Why(なぜ) | 自分が面白いと思っており、話のネタとしてウケるのではないかと思ったため |
What(何を) | 音ゲーの動画を |
How(どのように) | 見せながらそれについて語った。 |
Then(どうなった) | 後で友人が「全部同じに見えるし違いが分からないのでやめてほしい」とSNS上で文句を言っていた。 |
前提条件
- とある音楽ゲームの超高難易度の動画を見せながら「これに理論値(理論上取れる最高スコア)がいるの凄いと思わない?」と言った。
健常行動ブレイクポイント
- 自分が好きなものを相手に語る、という行為自体は必ず悪いものではない。しかし、前提となる知識や経験(その視点から見ないと分からない事など)が無ければその語りは相手から見ると面白くないものに成り下がる可能性が高い。ここで、最低限の要点だけ説明して動画を見せ、相手が理解したと思い込んでいたこと。また、相手の友人が分からなかったらすぐに直接言ってくるようなタイプの人ではなかったが、それに気づかずどんどん語ってしまったこと。
- 「自分の知らない分野の中でも、それなりに深度の高い(細かい)部分は全て同じに見える」という原則(おそらく多くの分野に当てはまるのではないかと思います)を忘れていたこと。例えば筆者は鉄道について全く詳しくなく、鉄オタの人から「この電車はここの部分がすごくて〜」と言われても全部同じに見えてしまうであろうが、このように自分のことに置き換えて考えることで相手の気持ちが理解しやすい。音ゲーは動きがダイナミックである、という部分からその凄さをビジュアル的に簡単に理解してもらえるのではないかとも考えていたが、その考えも浅はかであるということ。
- 布教や話題作りをするにしても、その分野や説明の内容が良くなかったこと。相手からすると全部同じに見えるものに対してその違いを頑張って説明し、凄くない?のように同意を得ようとしていたが、一方的に会話をしすぎたと感じている。話題を振るならばその分野の魅力を説明したり、相手から質問や相槌が来るような工夫をするべきである(もちろん相手が興味無さそうな分野自体をなるべく選ばないことも大切だが)。
どうすればよかったか
- 会話が一方的になっていないか気をつけながら話をする。また、相手が理解しているかを確認したり、興味がなさそうであれば話題転換を行う。
- そもそも布教は抑える。すぐに相手に語りや布教を行おうとするのはオタクの良い面でもあり悪い面でもあるので、悪い面(何度も布教をしようとしたり、TPOを弁えなかったり、何でもかんでもすぐに自分の分野を持ち込もうとするなど)をなるべく出さないようにする。
- 相手もオタク気質であり、自分の布教について同じように興味を持って貰えると思っ ていたこと。オタクとは言っても、何にでも興味を持つオタクと、自分の好きな分野にしか興味のないオタクの2種類居ることには注意したい(しかも、自分は後者であるにも関わらず今回のことを行ってしまった/また、友人が完全に後者であると思っているという訳では無い)。
備考
- 書き込みを見かけたあと2週間くらい落ち込んでいたし今も人間不信気味ではある。健常者会話デッキを構成して使えるようにしていきたいと思う。