5W1H+Then状況説明

Who(誰が)精神疾患がひどかった頃の筆者が
When(いつ)不安と抑うつ症状により「何を食べたらいいか分からない」「何も食べたいと思わない」「下手に自分自身を刺激したくない」絶食状態に陥ったとき
Where(どこで)夜の繁華街で
Why(なぜ)これ以上、不安と抑うつ症状を加速させたくなかったので
What(何を)何も考えずマクドナルドに行き
How(どのように)「ポテナゲ大」をテイクアウトした
Then(どうした)自身を刺激せず、無事に夕食をとることに成功した

前提条件

  • うつ状態の人が「何を食べたらいいか分からない」「食事を選べない」状況に陥るのは、いわゆる「あるある」である。
  • 筆者は以前、何を食べたらいいか分からないまま食事を抜き続け、栄養失調で運ばれたことがある。
  • 「下手に自分自身を刺激したくない」=以前同様の状態にあるとき、変な飲食店に入ったところ予想外にまずい料理が出てきて、精神不安定になり食後すぐ嘔吐してしまったことがある。
  • 「ポテナゲ大」はポテト大とナゲット10個で構成される、夜のみ提供の商品である。

なぜやってよかったのか

  • マクドナルドの「ポテナゲ大」(約1000kcal)を食べておけば、一日分のカロリーが取れる。
  • マクドナルドは味やオペレーションの変化が少ないため、「予想外にまずい料理が出てくる」「変な店員に遭遇する」といった精神不安定化要素を避けることができる。
  • 安価なので、精神不安定なときによくある「お金がなくなったらどうしよう」という不安感も比較的抱きにくい。

やらなかったらどうなっていたか

  • 何も食べられず、不安症状が加速していたかもしれない。
  • 再び栄養失調になり運ばれてしまったかもしれない。
  • 変な飲食店に行き、まずい料理で精神不安定になっていたかもしれない。

備考

  • あくまで応急処置であることに留意してほしい。「一日中何も食べないよりはまし」という話なので、少しでも症状が改善したらマクドナルド以外の食事を取るようにした方がいい。
  • 症状ピーク時は週に4~5回、一日一食マクドナルド生活をしていたが、数カ月で体重が5キロくらい増えた。
  • もっと症状がひどいときは、出前館やウーバーで家まで持ってきてもらうという手もある(私も実際に数回試した)が、高いのでお勧めはしない。