5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 自分が |
When(いつ) | 15年前 |
Where(どこで) | 東京で |
Why(なぜ) | 一般的な私立大学に払う学費が足りず、国公立大学に合格する能力もなかったのに「大卒」の学歴は欲しかったから |
What(何を) | あえて青●学院大学に |
How(どのように) | 入学した |
Then(どうした) | 学費水準は他の私立大学と変わらないのに、周囲の同級生が金持ちばかりだったので「経済困窮者向け給付奨学金」の受給試験の倍率が著しく低く、結果的に国公立大学と同等程度の負担額で大学を卒業できた。 |
前提条件
- 筆者の偏差値は文系3科目で60くらいであった。理数系科目は、虚数や微積が分からず完全に挫折した。
- 当時、青山学院大学(文)の学費は、もろもろ(設備費や教科書代など)も含めると年間約95万円だった。
- 「経済困窮者向け給付奨学金」は面接&親の源泉徴収票提出による審査で、合格すると年額20万円もらえた。
- 当時、国公立大学(文)の学費は、もろもろ(設備費や教科書代など)も含めると、だいたい年間70万円くらいだった。
- 親の年収(源泉徴収票の数字)は264万円であった。夫婦・子3人。生活保護はギリギリ受給していなかった。
なぜやってよかったのか
- 「授業料が高そう」という先入観にとらわれず、きちんと資料を読み込んだ結果「実は青学の学費は、早稲田や明治など普通の私立大学と同水準である」と知ることができた。
- 「幼稚園の頃から青学に通っている」「世田谷の女学園に小学部から通っていた」「家が経堂」「キノクニヤでくだものを買っている」という感じのガチお金持ちがたくさんおり、いろいろと物品を恵んでもらうことができた。例えば、古いパソコンをただで譲ってくれたり、成人式の時期に「家にたくさん着物があるから」といって着物を借してくれたりした。
- 経済困窮者向け給付奨学金の面接会場に行ったところ、隣の人がブランド物のかばん(コーチ)を持っていたので、勝ちを確信した。
やらなかったらどうなっていたか
- 下手に明治や法政などに進学していたら、奨学金面接の貧乏デュエルで勝てなかったかもしれない。
- 無理に国公立大学を目指していたら、(私は偏差値が60程度だったので)首都圏には合格できる大学が存在せず、全落ちして路頭に迷っていたかもしれない。
備考
- 金持ちは基本的に書店で新品の本を買うので、図書館の本もピカピカであった。年間100冊くらい借りた。
- なぜか必須科目のレベルがかなり低く設定されていたので(英語の講義で「education」という単語を読めない学生がいたり、平家物語の講義で「平頼朝」と発言する学生がいたりした)、週30時間ほどアルバイトをしていても余裕で単位が取れた。
- 親が金持ちの人は基本的におおらかなので、日常生活も平和に過ごせた。