5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者(社会人20代半ば)が |
When(いつ) | 筆者の父が余命一ヶ月と診断されたとき |
Where(どこで) | 父が入院している病院の売店で |
Why(なぜ) | 余命の短い父に物を買ってあげるのはお金の無駄だと思ったので |
What(何を) | 母が入院している父に買ってあげようとしたハンディヒゲ剃り(数千円)に対して |
How(どのように) | 余命ひと月の父にわざわざ新しい髭剃りは必要ないので購入すべきではないと提案した。 |
Then(どうなった) | 母は筆者の発言に対し「なんでそんな冷たいこと言うの?」と非難するような口調で言い返し、結局髭剃りは購入した。父は一月後に死んだ。 |
前提条件
- 当時父親は手を動かして髭を剃るぐらいは自力でできる状態だった 筆者と両親の仲はとくに悪くはない
健常行動ブレイクポイント
- 余命のため利用期間が限られるとはいえ、数千円の出費をケチる必要はなかった。
- 後に筆者妹に指摘されたことだが「数千円で父の残りの一ヶ月のQOLが上がるのであれば、無駄な出費ではない」と考えるべきだった。
どうすればよかったか
- 黙って母親にひげそりを購入させるべきだった。
- 他にも入院中の父親のQOLをあげられるものがあれば買ってあげるべきだった。
備考
- 数十万円の葬儀費用と比べれば数千円の出費など微々たるものである。
- この記事を読んだ方には、ぜひ知人が余命宣告を受けた場合、残りの時間を豊かにするものをプレゼントしてあげてほしいと思う。