5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 日本に帰国した際に |
Where(どこで) | 高校で |
Why(なぜ) | 高校において自分が日本人なのに疎外感を強く感じた結果アイデンティティクライシスに陥り、また海外赴任する前に住んでいた町とは別の街に移住したため常に帰りたいという感情に心を支配されたため |
What(何を) | 高校の日本史、古典、現代文の授業を |
How(どのように) | 滅茶苦茶頑張って勉強した |
Then(どうなった) | 日本史センター8割以上、古典も9割という得点を得ることが出来、結果的に浪人はした教育を受け、理解するにつれて自分が何者であるのかは何となくわかった |
前提条件
- 筆者はおそらくダブルリミテッド(セミリンガルとも言う)であり、海外在住時に日本の教育を満足に受けておらず、また英語が不自由な中で現地校で学習していたためあらゆる科目に対する知識が海外に行く前の5年生あたりで止まっていた(そのため異様に偏差値の低い科目があった)。また勉強とは教科書を読み込み、過去問を解くものを指すがそれ以外に趣味として国語便覧や資料集を読むようにした。
なぜやってよかったのか
- 自分の感じていること、考えていることが少なくとも言語化可能な域に到達し、頭が以前よりはスッキリした
- 日本という居場所を見つけることが出来、この国の良い文化や伝統が好きになれた
- 勉強の過程で教師の字も見て真似したため大学に通う今、字が綺麗であると褒め られることが多くなった
やらなかったらどうなっていたか
- 子供がバイリンガルであると勘違いしている親からの強行で海外留学させられて心身ともに病む状況を作られていた可能性が高い
- 今でも歪な日本語と文字を話し、書いていた
- 健エミュに投稿できるほどの言語能力が持てなかった
備考
- 親の認識としては子供(筆者)は英語が堪能なバイリンガルであり、帰国子女は高学歴であるしそうあるべきと言う偏見を持っていた。そのため受験において志望校は選べず、筆者のレベルに見合わない多くの有名大学の帰国子女枠を受けさせられ、一般勉強は出来ずほぼ全ての大学に落ちた。
- もし帰国子女の親がいるのであれば子供と認識を擦り合わせた方が良い。如何なる英語試験に受かっていても自分の感情や思いを母語/第二言語で言葉にすることが出来ない帰国子女は筆者の経験上多い。そして彼/彼女らの心に寄り添って解決策を導き出して欲しい。
- これを見ている帰国子女がいるのであればこれを解決策の一つにするのはアリだがもっと効果的かつ効率的なものがあるかもしれないのでよくよく考えて欲しい。