5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者 |
When(いつ) | 小学校〜高校を通して |
Where(どこで) | 学校や自宅の生活圏内全域で |
Why(なぜ) | 親 が晩産で老いておりすぐに疲れて家ではずっと寝ているため結果的にネグレクトのような状態だったのと、現在ほどネット発信文化が発達しておらず井の中の蛙で「自分には他にはないクリエイティブな才能がある」と思い込んでいたため |
What(何を) | 学校や自宅での学習や社会に適応するための諸々の努力を |
How(どのように) | サボりまくり、気ままに漫画を描いたり、パテで造形してプラモを改造したり、安いノートPCと古いRPGツクールでゲームを作ったり、ゲーム作りの参考と称してゲームを遊びまくった。 |
Then(どうなった) | 高校になってアルバイトを経験して初めて自分が何も出来ない馬鹿で、ただひたすら嫌なことを避けて遊んでいたいだけだったのだと気付き、ネット文化も発達して自身よりもクリエイティブな人間が山ほどいる事も知り、ようやく自分には何一つ取り柄が無いのだと理解して抑うつ状態になった。就活する気も起きず行動力も計画性もないニートになった。 |
前提条件
- 筆者は母子家庭の末っ子で、貧困でゴミ屋敷でジメジメした家庭環境たった。親や親戚たちは年寄りばかりで現代の文化に疎く、兄弟たちも幼く捻くれた性格をしていたため、誰1人として筆者の漫画や模型やゲーム製作に納得のいくアドバイスをできなかったし、筆者はADHDだったので何らかの作品を生み出すには環境や材料の何もかもが不完全だった。筆者の母親は筆者を心底応援してくれてはいた。
健常行動ブレイクポイント
- 自身の能力の無さを理解し受け入れて向き合うことをしなかった。
- そもそも筆者は幼い頃からADHDの傾向があり勉強が出来ず、同級生や兄弟から雑に扱われがちで疎外感を感じていたので、どうせなら孤高の存在になろうと思い、周囲の誰もやっていないことをやることで自尊心を埋めた。
- 不登校になりながら周囲の誰もがやっていない・分からない事をやることで周囲の人間は誰も筆者に口出しや指図ができず、筆者は自分が変わり者の不世出の職人のようなものになれた気がして心地良くなってしまっていた。
どうすればよかったか
- 普通の人生を諦めてまでやりたい事があるならば真面目に全力で取り組みコンテストの類にしょっちゅう応募して力試しをするべきであり、それができなかった時点で自分はその程度の実力なのだと理解すべきだった。
- そもそも貧困の母子家庭で末っ子の立場で生まれ育つべきではなかった可能性がある。
備考
- 筆者は近年ようやくADHDの診断が降りた。周囲の殆どの人々に愛想を尽かれながら結局今もダラダラと何かを作っている。親が死んだら自決する予定である。
- 親や親戚たちが優しくても、学校の同級生や先生たちが優しくても、兄弟たちが文句を言いながらでも愚弟を心配してくれていても、本人にそれらを受け止めて活かす能力が無ければ意味がない。
- 筆者は子供特有の全能感から来る不遜な振る舞いが大嫌いになり、メスガキわからせモノが滅茶苦茶に刺さるようになった