5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 新卒1年目から現在にかけての3年半 |
Where(どこで) | 職場で |
Why(なぜ) | 苦手なことは努力や慣れで克服できると思ったため |
What(何を) | 苦手な営業活動を |
How(どのように) | 我慢しながら続けた |
Then(どうした) | 業務開始時刻まで起き上がれなくなる・日常生活で他者と会話することが億劫になる等、精神的に病んだ。また、日々の業務が遂行する意欲が無くなり、まともに業務遂行できなくなった。最終的に「自分は何もできないのだ」と自己効力感を失った。 |
前提条件
- そもそも筆者は人付き合いが苦手である。高校時代初めて経験したアルバイトではレジでの接客時に店長から接客スクリプトを横から囁かれるほどだった。また、大学時代に販売職を2週間ほど経験した際、ストレスから蕁麻疹に悩まされることがあった。
- 入社1年目から営業活動に従事しているが、テレアポをする日は行きも帰りも電車で号泣していた。その時点で苦手かつやりたくないものだと気づくべきだった。
- なお、現在の職場では仕事内容以外に不満な点がなく、社内の人間関係も労働環境も非常に快適なものだった。そのため余計に「自分自身が頑張ればできることはやらなければ」と思うようになっていた。
健常行動ブレイクポイント
- 新卒1年目から現在まで、自分の心の状況を無視し続けた。「仕事楽しい?」と1on1等で上司から振られた際「楽しいです!」と返答することがあるべき姿なのだと考え、全く楽しくない・辛いときも相手が求めそうな応答をしていた。
- 変なプライドは早々に捨てるべきだった。筆者のコミュ障具合を知っている高校時代の友人からは「筆者には営業は無理」と言われたことがある。それを素直に受け入れて客観的に自分を見つめ直してみるべきだった。
- 極端な考え方を捨てるべきだった。苦手ゆえ、振り返りをする際には自分のできていないところが特に目立ち、営業に不快感や回避欲が生じるようになった。営業をしたくないという気持ちが行動にもあらわれ、「自分は何もできない人間だ」と過剰に自己否 定をするまでになった。
どうすればよかったか
- 職業選択の際、文系総合職を選ぶべきではなかった。文系総合職はゼネラリストになることを求められる・様々な業務上を率先して遂行するなど、振り返れば筆者と真逆の要素しかない。自分自身がどのような仕事であれば無理なく働けるかを見極めるべきだった。
- 日常生活・心身に影響を及ぼしていると感じた時点で上司に相談をすべきだった。そもそも、心を殺してまで労働をするべきではないし、もっと早い段階で方向転換できる選択肢があったかもしれない。
備考
- 急に我慢の限界が来た筆者は、ようやく上司に現在の仕事が嫌と言ってみた。結果、業務量の調整が入ることになり、嫌と言ってみても良いのかもしれないと思った。
- カウンセリングを定期的に受けることにした。「ダメだと認識していることのなかにもまあマシだったと思えることがあるのでは?」と諭され、ちょっと元気になった。相変わらず仕事に意欲は持てていないが、できることから向き合ってみてそれでも嫌なのであれば社会のレールから外れてもいいやと思いながら生きることにしている。