5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者の母が |
When(いつ) | 6年ほど前 |
Where(どこで) | 家で |
Why(なぜ) | 筆者が母に「バイクでツーリングに出かける」と伝えたので |
What(何を) | 筆者に |
How(どのように) | 「祖母の命日が近いから気をつけて運転しなさい」と言った |
Then(どうした) | 筆者は母の「死者をダシにした発言」に生まれて初めて心の底から激怒し、一週間ほど精神的苦痛のあまり寝込んでしまった。 また、「バイクの免許を持っていてもこうやって苦しむだけだ」と怒りのままにバイク免許取り消しの手続きを強行するなど、自暴自棄な行動に走った。 今でも時々母の発言に過剰に反応してしまったり、当時のことを思い出して憂鬱になるなど、その影響は尾を引いている。 |
前提条件
- 筆者は一人息子であり、更にその当時既に父は故人であったので、筆者を守りたいという気持ちはすごく大きかったのかもしれない。
健常行動ブレイクポイント
- 母親として子供のことを心配するのは当然ではあるが、「誰かの命日が近いから」と言うのは明らかに一言余計であった。
- 子供の選択を尊重せず、自分自身の考えで塗りつぶすような行動を取ってしまった。
どうすればよかったか
- ただ素直に「気をつけて行ってらっしゃい」と言うべきだった。
備考
- 筆者は当時怒りのままに行動し、今でも消えない心の傷を抱えてしまってはいるが、少なくとも自傷行為や他者に暴力を振るうような行動は起こさなかった。 仮に誰かに暴力を振るっていれば、状況は今以上に悪くなっていたかも知れないと思う。
- 自暴自棄になったために苦労して取得した免許こそ喪ったが、こうして過去を振り返られる程度には諸々安定している。 結果論とはいえ、自分を含めた誰かを傷つけるような行動を伴わないのであれば、怒りのまま自暴自棄に行動するのも決して悪手とは限らないと思う。
- こういう事件こそあったが、それでも親子の関係というものはこの程度では断ち切れないし、実際に今でも互いに支え合って生きているんだと、この投稿を書いていて改めて感じた。