5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 自分が |
When(いつ) | 中学生の頃 |
Where(どこで) | 仲の良い友人が「今週の日曜日遊びに行こう」と電話してきた際に |
Why(なぜ) | その日は家でゲームをする予定だったので |
What(何を) | 友人に |
How(どのように) | 「ゲームをするから行かない」と返答した |
Then(どうした) | 「お前は友達と遊ぶことよりゲームの方が大事なのか」と問われ、「うん」と返答したところ友人は怒って電話を切ってしまった。親にも「それはお前が悪い」と怒られた。 |
前提条件
- 当時はずっと欲しかったゲームを入手したばかりで、ワクワクが冷めないうちにプレイしたくて日曜日を楽しみにしていた。
- 筆者は「友人とは来週でも遊べるが、ゲームへのワクワクは今が最高潮で来週には薄れるから逃したくない」と考えゲームを優先した。
健常行動ブレイクポイント
- 友人が「お前よりゲームの方が優先順位が高い」と宣言されることに傷つく心理を理解できていなかった。
- 自分は「友人を大切に思っていること」と「ゲームの楽しみを大切にしていること」は矛盾無く両立すると思っていたが、人心が無機物より尊重されることは人間関係の前提であるという認識に欠けていた。結果友情を蔑ろにしてしまった。
- 友人とは一番仲が良かったことも相まって、自分が趣味に没頭することへの理解があるという思い込み(甘え)があった。友人にとってはゲームの方が「いつでも遊べるもの」であり、「日曜日友達と遊ぶこと」こそ今週しかできない楽しみだった。
どうすればよかったか
- もっと友人との時間を大切にするべきだった。誘いを断る場合も友人の好意を無碍にしない対応を行う必要があった。
- ゲームをやりたい気持ちを優先するとしても、「家族との予定が入ってる」など人間関係を大事にする姿勢で角の立たない方便を使えば丸く収まったと思われる。
- 筆者は悪いことをした自覚が無くその後友人に謝らなかったが、友人を怒らせ両親からも非難された客観的事実を理解し謝罪するべきだった。
備考
- 筆者は気を遣わずありのままでいられることが良い友人関係で、自分の思考に正直であることが誠実な接し方だと思っていた。しかしその考えは自分だけが配慮を怠り相手の気遣いに甘えて負担を押し付ける不均衡な関係に繋がっていた。親しき仲にも礼儀ありという言葉の意味を学んだ。