5W1H+Then状況説明

Who(誰が)筆者の母が
When(いつ)その息子(筆者)が6歳の頃から10年ほど
Where(どこで)_
Why(なぜ)筆者がもつ重度の皮膚疾患の治癒が遅く医療に不信感を抱いたため(推測)
What(何を)標準治療を受けさせることを拒んだ。
How(どのように)高価で怪しいマルチ商法まがいの代替医療に頼った。
Then(どうなった)筆者の皮膚疾患は大人になっても治らず、苦労している。 また、筆者が標準治療をしたいと強く希望して切り替えた頃には自治体からの医療費補助の適用年齢を上回っており、医療費が莫大になった。
前提条件
  • 母は以前、何らか病気の治療でステロイドを使用し、それに苦い思い出があるらしい。

健常行動ブレイクポイント

  • 代替医療の妥当性を検証せず、書籍やネットの情報を鵜呑みにした。
  • 治癒の程度には個人差があることをちゃんと理解していなかった。
  • 自己決定力が未熟な子供を巻き込んだ。

どうすればよかったか

  • 標準治療を受けさせるべきだった。標準治療はその妥当性が認められているから標準とされているのであり、素人の浅知恵で中止するべきものではない。
  • 代替医療に関する眼の前の情報に振り回されるのではなく、情報を吟味するべきだった。
  • 子供の健康を守るという社会的な責任を、もっと重く認識するべきだった。

備考

  • 父は医師であるにも関わらず10年この状態を黙認し、後から「ずっと標準治療を受けようと言っていた」と述べている。それで納得するわけがない。
  • 筆者はこの影響でいわゆる "自然派" のような思考に寄っていた時期があったが、工学系に進学してから一転アンチになった。
  • このような事例は "医療ネグレクト" と呼ばれるらしい