5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 昼食中、田舎と都会どちらがよいかの話になったとき |
Where(どこで) | 職場の食堂で |
Why(なぜ) | 中学校以下で習う語彙ならば、その語句の意味も含めて一般常識であろうと考えたため |
What(何を) | 同僚に |
How(どのように) | 「地元では3等星くらいまで見えます」(ほぼママ)を田舎度の解説として使用した |
Then(どうなった) | 「3等星……?」となり、会話が終了した |
前提条件
- 星の等級については、小学4年理科、中学3年理科の教科書に記載がある ・等級の数字が小さいほど明るい ・地球から肉眼で見える星はだいたい0〜6等級までとされているが、街灯があればあるほど、暗い星は見えなくなる(ここまでたいていの教科書に記載がある) ・直前の話題は、「田舎は星が見えるのが長所」ではあった
健常行動ブレイクポイント
- 星座早見盤では4等星からごく一部の5等星までしか書かれていないものが一般的である。これは街灯のない場所が少ない現代の環境下では、田んぼの真ん中に行ってやっと4等星が見えるかどうか、となるためである。3等星まで見えれば十分田舎といえると推測したため話題に挙げた。 しかしそもそも3等星という語が一般的ではなかった。
- 確かに6等星までが肉眼で見えることと、街灯があるため星が見えにくいことは教科書で見た覚えがあったが、どの程度の環境で何等星まで見えるかまでは書いていなかった記憶があった
どうすればよかったか
- 義務教育で習う語句は、その周辺の関連する知識も含めて全て一般常識であると考えるべきではなかった
- この場合は、街灯があればあるほど星が見えなくなることは一般常識であったが、どの程度の環境で何等星まで見えるのかは関連知識にすぎず、ギャップがあることに気づけなかった
備考
- そのあと「星の等級というのは〜」と解説を付けて相互理解に努めようとするのはさらなる異常行動にあたると推測したため、行わなかったのはよかった
- よかった、と書いたが、沈黙は発生しているため空気は一時気まずかったことに変わりはない