5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 私が |
When(いつ) | 先日 |
Where(どこで) | 自宅で |
Why(なぜ) | 前々から評判が良いと聞いていたため |
What(何を) | 映画「聲の形」を |
How(ど のように) | 配信サービスで視聴した |
Then(どうなった) | 作品の伝えたいメッセージを理解した上で、なお「この作品の登場人物たちはこんなに頑張って困難を乗り越えたのに、それに比べて私はなぜ、たいした困難にも直面していないのにも拘わらず生を苦しいと感じ、そこから脱する努力ができないのか、私はこの物語と比べてあまりにも矮小すぎる存在ではないか」という想いが高まり、希死念慮が大幅に増大した |
前提条件
- 筆者は人生が破綻しており、希死念慮がとても高かった。
健常行動ブレイクポイント
- 希死念慮があるのに"感動する物語"を摂取してしまった。
- "感動する物語"とはたいてい「困難に直面→困難の克服」という、人間が倫理的理想を達成する流れを描いている。
- もはや困難の克服すら不可能なほど疲弊している筆者のような者にとって、"感動する物語"を摂取することは「自分が達成できなかった理想」を見せつけられるという自傷行為に等しいという点を、理解していなかった。
どうすればよかったか
- "感動する物語"はある程度メンタルが安定している人が摂取するためのものと知るべきであった。
- 動物がすやすや寝ている光景のような当たり障りのない穏やかな映像を見るべきであった。
備考
- この反動でフィクションを摂取することが無理になってしまった。