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5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 目覚ましが鳴ったとき |
Where(どこで) | ベッドの上で |
Why(なぜ) | やることはあるのだが、やる気がでなかったため |
What(何を) | ノートパソコンでニコニコ動画を開いてRTA(リアル登山アタック)の動画を |
How(どのように) | 眺めては寝落ちすることを繰り返した。 |
Then(どうなった) | 気がつけば16時になっていた。その日、やるはずだったことに手をつけることはなかった。 |
健常行動ブレイクポイント
- ベッドの上は眠るための場所であって、不眠でもない限り自然と眠気を覚える場所であるにも関わらず、横になればそのうち目も覚めるだろうと思っていた。
- 「やること」をやるためのやる気を出すために二度寝しなければならないという推論は、結果として時間を無駄にして「やること」ができなくなっているだけなので、間違っている。
- しかし筆者は、この体験を何度も繰り返しては窓の外の夕焼けを遠目に自己嫌悪に陥っている。
- 人が山に登っている動画を見て自分も活動した気になっている。
どうすればよかったか
- 十分な睡眠時間(定量的指標として: 8時間)をもって目覚ましが鳴動したら、それ以上眠る必要はないので直ちにベッドから退避する。最短の手順で朝の準備を整えたら、我が家を出て活動できる場に向かう。
- 朝ごはんとコーヒーで糖分とカフェインを摂取して、正常な判断力を確保するのも重要である。
- やる 気がでないから活動できないのではなく、活動を開始することでやる気が湧いてくる。
- それでもやる気がでないのであれば、それは心身を休めるべきなので素直に休息をとる。
- 毎日新しい動画が投稿される動画サイトは、SNSや本wikiと同様に魅力的であるが、頭をあまり使わずに眺められるのでそれらは全く「活動」とは異なることを自覚する。
- アレントが『人間の条件』でいう通り、私的領域の外側で、行為と言論を通して他者と相互的に交わることこそが、活動に相応しい。
備考
- やる気とは量的なものではなく質的なものである。少しでもやる気があるときが行動の好機と捉えて動くべき。
- 朝起きられずに動画をみて一日を無駄にしてしまうケースは、臨床心理士の方が認知行動療法の実例として挙げていて、初めて自分が健常では無いのだと気づいた。
- 逆に健常者にとってもあるあるなのかもしれない。であれば、動画サイトの罪は深い。
- 登山靴は買ったので今度私も山に登る!!だからみんなも登って?