5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 座ったり直立不動になったりしていることが現在進行中の行動に必須となっていないあらゆるときに |
Where(どこで) | 布団やソファといった社会通念上寝転べる場所以外のあらゆる場所で |
Why(なぜ) | 意識:体が自然と動き出し、止まるのがより望ましいという思考が働く間隙がなかったため、推測:筆者は自分の身体が圧迫されている感覚が弱いほど落ち着きを失う傾向にあり、地面を踏むことによってその感覚を得ようとしたため |
What(何を) | |
How(どのように) | 前屈みになりながら、場合によっては表情筋を歪め、独り言を発し、髪や腕の毛を弄り、また胴体の片側を上げながら、移動目的地を持たない歩行を継続して行った。 |
Then(どうなった) | 廊下やプラットホームでは人にぶつかり、家では家族に気味悪がられ、止める人がいない独りのときは筋肉痛になった。 |
健常行動ブレイクポイント
- 私の視線が不安定でほと んどの時間前を向いていないこともあり、人をはじめとする物体との衝突が危惧され危険である。筆者の上記のような移動の類型の一つとして、衝突したら方向を転換する、というものを友人が報告したため、その場合は止まるまで衝突を続けることになる。
- 周囲の状況を問わず歩行を始めるため、静かな環境を視覚的及び聴覚的(嗅覚、触覚にも影響を与えうる)に乱すことになる。
- 物体を中心に周回することがあり、父の周りを長時間周回していた際に、一部地域で葬儀の作法として現在も行われている棺や墓の周囲を左回りに歩く行為を連想させる、という指摘を受けたことが数度ある。私に悪意のないことを理解していたにしろ、不快であったと推測される。
どうすればよかったか
- 歩き出す瞬間は無意識の行動であるとしても、ある時点で自らの歩行に気づくので、周囲からの声かけ、異質感、筋肉痛などを待たずに、気づいた時点で兎にも角にも一度歩行をやめ、元々座るべき椅子があるときはそこに戻り、ないときは両足を揃えて、暫くの間理性によって自身に静止を強いる。
- 普段から座る習慣をつける。ソファがあっても寝転ばずにできるだけ座るとよい。布団など十分な面積を持つ寝転べる環境では、安定感があり接地面の広いいわゆるぺたん座りの姿勢を取ることが容易であるから、意識的に取って腰を落ち着けるようにする。
- 着圧ベスト等の着用を検討する。
備考
- 廊下等の細長い空間では往復移動を行うことが、一定の幅を持った空間ではその端付近に円を描くような移動を行うことが多い。
- 筆者は学校の座学授業などで はほとんど歩行を開始した記憶がないが、これはWhen欄にある通り座ってノートを取る必要があったからであり、決して暇でなかった、退屈していなかったからという理由で移動をしなかったのではない。