5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | ToDoがスタックしすぎて混乱し何もわからなくなったとき |
Where(どこで) | Mermaidが使えるエディタで |
Why(なぜ) | 優先順位付けをするために |
What(何を) | ToDoにあるすべてを |
How(どのように) | フロー図にして相関関係を見やすくした |
Then(どうなった) | 「なぜか手につかないもの」が実は「別の要素によって阻害されていた」ことや「やらなきゃいけないことの前にやるべき多数のこと」が実は「後回しでもどうにかなる」ことがわかった |
前提条件
- 「AをやらなければBは物理的に不可能(例えば『領収書を整理する』と『帳簿をつける』)」を赤の矢印、「AをやらないとBが非効率(例えば『PCのメンテナンス』と『仕事の画像データ作成』)」を青の矢印にして、重みづけをした。
- 「AをやらずにBをやると気持ちが悪い(例えば週末に『洗濯機を回して』から『買い出しに出かける』)」などの、理由を説明できないものは「自分の認知の歪みである」として相関関係をつけないことにしたかわり、「もしかして自分はAをやっているときが気持ちよいのではないか」という仮説を立て、Aの項目をピンク色で表示してみた。また、遊びに出掛けるなどの明確な「やりたい予定」もピンクにした。こうすることで「ストレスがない作業」が「実は意外と楽しかった作業」として趣味寄りの存在になる。実際考えてみれば洗濯機を回すなどは(集合住宅であればちゃんと防振対策するなどすれば)寝る前に気持ちよくやればいいのである。
なぜやってよかったのか
- 思った以上にどうでもいいことに固執して手順をゆがめていることが分かった
- ToDoに並んでいる項目はすべて厄介でストレスフルなタスクでしかなかったが、ピンク色の項目に向かって前段項目をやっているときやカレンダーにピンク色項目が見えてるときは「これのあとはちょっと気持ちが楽になるなぁ」というような若干前向きな認識ができるようになったし、その作業をやっているときはなぜか嬉しいような気持ちもちょっと芽生えた
- 精神状態がいよいよ限界になった時はピンクのタスクを前に持ってきて前借りすればよい。気晴らしになるタスクがどこにあるかが可視化されるのは気分が良い。
- 青の矢印は無視してもいいという意識づけがされることで、「先送りしても実はそんなに問題にならないもの」が可視化され、目の前のタスクが減ったような気持ちになれた
やらなかったらどうなっていたか
- 無限にToDoがたまっていっていた
- ToDoも一定数たまると「ToDoスタック」という1項目として認識されてしまい、手がつかなくなる
備考
- フローやカレンダーは頻繁に更新しないと意味がない。
- 筆者はキーボードを叩きコードを書いているときが心休まる傾向にあるため、フローをMermaidで書くことで「フローを書く時間」がピンク色の予定になった。
- 作図が好きな人はIllustratorなどで描くとピンク色にできると思うし、PCに向かうとどうしても仕事の気分になってしまう人はホワイトボードなどに手書きして写真を撮りスマホやデスクトップ等に表示しておくといいと思う。「早いやり方」であることよりも「楽しいやり方」や「苦痛に感じないやり方」にすることが長続きにつながるだろうと思われる。