5W1H+Then状況説明

Who(誰が)筆者が
When(いつ)筆者の交際相手から「僕、ASDでHSPなんだ」と打ち明けられたとき
Where(どこで)その場で
Why(なぜ)もしかしたらインターネットの自己診断による「自称」なのではないかと思ったので
What(何を)交際相手に
How(どのように)「それってきちんとした診断受けたの?」「そもそもHSPは医学じゃなくて心理学の概念だよね?」などと問い詰めた
Then(どうなった)案の定、ネットの情報をそのまま信じ込んだ「自称」であったことが判明。実際に病院で検査を受けた結果「ASDではない」と診断された
前提条件
  • 交際相手は、既に「自分は発達障害者」というアイデンティティーを確立していた。病院では「確かにASD傾向はあるが、ASDとは診断できない」との結果が出た。担当の精神科医や心理士からは、詳しい検査結果とアドバイスをもらうことができたそうだ。

なぜやってよかったのか

  • インターネットの情報だけを信じ込んで悩んでいた交際相手を、適切な医療につなげることができた。

やらなかったらどうなっていたか

  • 障害名を自己診断で安易に「自称」することによって、本人が困っていることの「本当の解決方法」から遠のいてしまうのではないかと思う。
  • 障害名を自己診断で安易に「自称」することは、本当の患者の迷惑になるのではないかと思う。

備考

  • 「HSP」「アダルトチルドレン」のような、いわゆる「インターネット上で流行している心理学の概念」に関しては、個人的には眉唾だと考えている。安易に「私のことを言っている!」と自称すると、胡散臭い印象を相手に与えてしまうように思う。