5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 会社に勤めているとき |
Where(どこで) | 異性かつ年上の同僚がいる職場で |
Why(なぜ) | 「場の雰囲気を壊さないよう、仕事中は愛想が悪くては いけない」と考えていたので、その同僚に対して自分なりに愛想をよくしていた。自分の余裕があれば同僚に割り振られた作業を手伝ったりなど、できる限りの機転を利かせた。 |
What(何を) | 同僚が私に好意を持ち始め、毎晩のように「一緒に帰ろう」と声をかけられたり、夕食に誘われる頻度が増えたり、帰宅後もプライベートな内容のLINEや電話が来るようになったり、同僚と二人きりになった際、筆者の頬や頭を触るなどボディタッチが目立つようになった |
How(どのように) | 普通に気持ち悪く、セクハラのようにも思えたので、上司や他の同僚に相談しようと思ったが「モテ自慢?」「自意識過剰では?」と言われるのではないかという恐れ、また、何より「場の雰囲気を壊す」という懸念があり、誰にも相談ができなかった。なので、筆者が例の同僚に対して直接セクハラまがいのことをやめてほしいと告白することを決意した。 |
Then(どうなった) | 逆切れされ、仕事中にわざと無視したり、(筆者なりにいつも通りに働いているつもりだったが)「やる気ないの?」と業務態度について言われもない指摘をされることが増えた。そういった露骨な嫌がらせによる心労がたたり、筆者は1週間ほどの出社拒否ののち、「(筆者が)他にやりたい仕事ができた」と嘘の理由を用意して退職した。 |
前提条件
- 筆者はセクハラを受けたことがなく、同僚によるいやがらせをセクハラとして判断していいのか分からなかったので、退職時に「セクハラを受けている」と告発することができなかった。退職後のカウンセリング等で、筆者の受け たことは立派なセクハラだという第三者の判断があった。退職時までに分かっていれば、慰謝料を請求したり、失業保険をもらえたかもしれないことが後になって分かった。しかし、そのためには同僚に事実確認をする必要があるらしく、なるべく早く同僚との縁を断ち切りたいし社内に波風を立てたくないという気持ちがあるので、どのみち告発はしなかったと思う。
なぜやってよかったのか
- 同僚が筆者に対してセクハラまがいの行為を行っていたことは、結局最後まで社内に公表されなかったので、筆者が一番恐れていた「場の雰囲気を壊す」ことは回避することができた。
やらなかったらどうなっていたか
- もし筆者が告発をしていたら、怒った同僚が何か行動を起こしていたのかもしれない。現に、筆者が退職後、その同僚は車で筆者の自宅付近まで来ていたことが数回ほどあった。
備考
- 筆者は、先の会社を退職後、別の会社に就職した。例の(元)同僚だけが異常だと考えていたので、勤め先を変えたら何もかも解決すると思っていたが、別の会社でも似たような事が起きた。同僚に好意を持たれ、恋人になりたいと告白され断った際、「誰も彼もにいい顔する癖に他人の好意に気づかないで飄々としてるから勘違いする。」と言われ、今思えば、前の職場で起こったことの原因はお人好しの皮をかぶった自分なのだと考え、筆者は傷ついた。後日同僚には職場で露骨に態度を変えられたが、筆者は、前職と同じ理由で誰にも相談していない。
- これ以上同じトラブルの発起人にならないように気を付けたいが、何を気を 付けたらいいのか分からない。愛想を悪くすればいいのかと思っているが、それは極端すぎる気がする。いまだ答えが出せないでいるので、今は同姓の従業員が多い職場を探して転職を検討している。
- 昨今では、SNS等で男性対女性(ミソジニー対ミサンドリー)の論争が勃発しているが、そういった論争を起こしたい意図は筆者には全くないことを念のためここに表明しておきたい。健エミュに投稿したのも、体験の共有がしたかったこともあるが、誰にも言えずにいたことを匿名で打ち明けたかったという理由が大きい。