5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 半年前 |
Where(どこで) | 会社のハラスメント講習会で |
Why(なぜ) | 他に適切な答えが思いつかなかったため |
What(何を) | 「セクシャルハラスメントを受けた際、どのように対処するのが最適解でしょうか?」という問いに対し、最初に浮かんだ答えがその場にそぐわないと思い挙げた手を一旦は下ろしたが、周囲に「どんな答えでも構わないから言ってみて」「発言することが大事だから」と言われたので、 |
How(どのように) | 本当に大丈夫か念押しした上で「取り敢えず相手に手心無く正面から顔面もしくは腹部を殴り、人が集まってきた際に相手からのセクハラの事実を報告、行政に然るべき処分を下してもらう」と答えた |
Then(どうなった) | 「それは寧ろあなたが傷害罪で逮捕されるから絶対にダメ」「そういう答えが欲しかったんじゃない」と散々に言われた |
前提条件
- 職場は障害者雇用を積極的に行なっており、約半数が精神・発達障害者である。筆者も自閉症スペクトラムをオープンにして働いている。筆者は肉体的には女性のアセクシャルであり、「こんな面倒な人間の子孫が残る可能性が限りなくゼロで助かる」とすら思っている。
健常行動ブレイクポイント
- ハラスメント講習会で話される内容はおおよそ「ハラスメントの定義」「防止策・怒ってしまった際の対応」「通報・相談先の確認」などが殆どである。護身術などでもない単純な暴力の話はこの場では求められて いなかった。
- 人を殴れば基本的には逮捕され職場も解雇され社会的信用を家族含め失う、ということがあまり頭に入っていなかった。
- 「どんな答えでも構わない」というのはあくまでも常識に基づいた内容に限る、ということであり、法に触れていた場合はお叱りを受ける、ということを知らなかった。
どうすればよかったか
- 一旦飲み込んだ答えを周囲に何と言われても曝け出すべきではなかった。
- 「その場は逃げて上司や様々な相談先に連絡する」と答えるべきだった。
- やはり過激な発言は職場では慎むべきだった。
備考
- 発言後「だから念押ししたじゃないですか」とぼやいたが、「ここまでアグレッシブな内容と思わなかったから……」と上司には頭を抱えられた。
- 元々筆者は講座等集団での座学が大の苦手であり、けれど嫌々ながらもきっちり参加した上、初めて手を挙げたということで上司や同僚も発言を後押ししてくれたのだと思う。今思うと申し訳なさすぎる。
- 現在職場環境に文句も問題も無いので、突然今以上に狂ってこの事例に近いことをやらかさないように気を付けたい。