5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 先日 |
Where(どこで) | 家で |
What(何を) | 筆者が積読していた文庫本を |
Why(なぜ) | 電車で出かける親に「電車の中で読む本を貸してほしい」と言われたため |
How(どのように) | 裏表紙のあらすじに目を通して、恐怖心や不安を抱く描写が少なく、他者との交流や美味しい料理を主題にしたものを選んで貸した |
Then(どうなったか) | (おそらく)親が電車の中で快適に過ごすことができた。後で本を返してもらったときに面白かったと好評だったため、筆者も自分の選択が合っていることに満足した |
なぜやってよかったのか
- 親をはじめとした他者に本を貸す/勧めるときは、自分の興味だけを優先せず、相手が好む範囲から選ぶとよい。今回は家庭を例にしたが、本を読むのが好きだと外で話すと「面白かった本」を訊かれることがある。筆者の私見として、軽い雑談ぐらいの付き合いで相手の好みがわからない場合は、なるべく穏やかなものを答えるとよい
- あらすじに「心温まる」のような言葉が入っている本は、性的・暴力的な描写が少なく、その点でも親に勧めやすい
やらなかったらどうなっていたか
- 家の中で本の話がしづらくなり、共通の話題が減った
- 目についた本を適当に貸すと、性描写や残酷な表現が入っていることがある。性描写のあるものを親に貸してしまうと(親は気にしないとしても)筆者が気まずさを感じる
- 暴力的な描写で親を不安にさせた。その際、本の内容よりも「自分の子どもがそういった記述の多い本を買って読んでいること」で要らぬ心配をかけるかもしれない。気になったものを読むことは筆者の自由であり、過度に後ろめたく思う必要はないが、わざわざ親に貸して内容を共有するのは望ましくない
備考
- 古書店の100円コーナーで、親が好むような本を数冊買っておくようになった。そこまでする必要があるかは疑問だが、現実に近い舞台設定を通して他者の心の動きをエミュレートするには役立つように思う