5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 派遣社員として就業していた頃 |
Where(どこで) | 派遣先で |
Why(なぜ) | 上司が極端に多い量の業務を極端に短い納期で振ってきたので |
What(何を) | 極端に多い業務を |
How(どのように) | 15分単位で目標を設けたり、作業工程を省略したりしながら死にものぐるいでこなした |
Then(どうなった) | 上司は筆者一人でも業務がこなせると判断し、協力会社との契約を解除した。ほぼ同時に筆者は適応障害とパニック障害のため出勤できなくなり、派遣契約を中途解除した。 |
前提条件
- 上司は協力会社のコストが高いことや納期が遅いことに不満を持っていた。
- 筆者は主に下流工程を担当するエンジニアだった。
- 上司はエンジニアではなかった。
健常行動ブレイクポイント
- 業務の量が極端に多いとか納期が極端に短いと感じるのは、自分が無能なせいだから、頑張らなければならないと考えてしまった。
- 筆者は上司としかコミュニケーションをとらなかったので孤立してしまい、悩みや苦しみを抱え込んでしまった。
- テスト工程を大幅に省略する、所定のドキュメントを全然作らないなどの違反行為を多々行った。結果、大量のバグを残したままリリースしてしまい、修正対応やユーザーからの問い合わせ等の業務も抱えることになった。
どうすればよかったか
- そもそもこのような派遣先に入場すべきではなかった。顔合わせのときに見抜くべきだった。
- 筆者は一派遣社員に過ぎないのだから、強すぎる責任感を持つべきではなかった。
- 業務量と納期について上司と粘り強く交渉すべきだった。
- 派遣先で上司以外の人とコミュニケーションをとり、相談したり、手伝ってもらったりすべきだった。
- 派遣元にも何回も、いろいろな手段で相談すべきだった。一度長文メールを送ったのだが無視されたため、相談すべきではないと考えてしまった。
- 自分の心身の状態の悪化を無視すべきではなかった。
備考
- 筆者はApple Watchをつけているが、この派遣先での就業時間中に心拍数が120を下回ることはなかった。
- 時給は2200円だった。
- 出勤できなくなった以降も、派遣先も派遣元も毎日のように筆者に電話をかけてきて出勤を促し続けたため、気が休まることはなく、罪悪感に苦しんだ。
- 筆者は現在は別の就業先で安定したペースで仕事をしている。