ファッションに興味がないからこそ、ちゃんとしたコートを買ったほうがいい

Who(誰が)	筆者が
When(いつ)	昨年末に
Where(どこで)	ユニクロで
Why(なぜ)	8年前に購入したウルトラライトダウンしか上着を持っていなかったため
What(何を)	1万円前後のコートを
How(どのように)	衝動買いした
Then(どうなった)	自分の見た目にコンプレックスがあったが、コートを着用するだけで簡単に自分の印象を「コートを着ている人」に固定することができ、自己肯定感の向上につながった。さらに、とりあえずコートを着ると決めることで、どのような服を着ればよいか思考するタスクを削減することができた。

コートは一見高価に見えるが、毎日着用することができるため、洗濯サイクル的に複数着購入することが必要なパーカーなどの他の洋服と比較すると、むしろ安価だと考えることもできる。
ファッションに興味のない筆者は、複数の服を組み合わせて自分の印象を形成することが苦手だと考えられる。このため、自らの印象形成をコートに委託することで得られるメリットは、ファッションセンスのある人々よりもむしろ大きいと思われる。

今年度から新卒社会人になるにもかかわらず、ぺしゃんこのダウンで友人と会ったり、会社(服装自由)に通ったりすることになっていた。
いままでコートを買わなかった直接の理由である、「自分には高い服を着る資格はない」という謎の思い込みに囚われたままになっていたかもしれない。というかそもそも、コートで1万円前後はだいぶ安い方である。