他人の家を訪問するときにドアを蹴って呼び出してはいけない / 人は居留守を使うことがある
5W1H+Then状況説明
| Who(誰が) | 私が |
| When(いつ) | 親から「ご近所のAさん家にこの封筒を届けてきて」と言付かった後 |
| Where(どこで) | Aさんのアパートの部屋の前で |
| Why(なぜ) | ほぼ無意識に「玄関のドアベルを鳴らせば(鳴らなければノックすれば)Aさんが出てくるので封筒を手渡す(いなかったらドアポストに投函する)」という一連の(過剰に具体的な)シナリオを想定し、ドアベルを鳴らしたが出ず、ドアをノックしても出ず、しかしAさんが部屋にいることはテレビの音が聞こえることと玄関の横の小窓から見えたことから分かり、Aさんは出てくるはずと期待し強めにノックしても出なかったため |
| What(何を) | Aさんのアパートの部屋のドアを |
| How(どのように) | Aさんが出てくるまで蹴り続けた |
| Then(どうした) | Aさんが怒って出てきて「何様のつもりだ」「ヤクザの取り立てか」という旨の苦言を呈した。私は、当時は上の一連のシナリオはほぼ無意識にしか想定していなかったため自身の行動の異常さに気づけず、(封筒を渡しかっただけなのにどうしてこんなことに)と困惑し立ち尽くすばかりだった。そのうち(私の帰宅が遅いことを不審に思ったのか、あるいはドア蹴りか怒声が家まで聞こえるほどの音量だったのか)親が来て、間に入って苦情を聞き、一緒に謝ることでようやく事態が収拾した |
前提条件
- 過剰に具体的な行動を想定した一因として、「人は留守でなければ自宅のドアベルが鳴ったりドアがノックされれば玄関に出て応対するものだ」(=人は居留守などしない)という固定観念があった
健常行動ブレイクポイント
- 他人の物を正当な理由なく蹴った
- 怒られている理由が正当なものであることを理解できず、すぐに謝ることができなかった
- (behavioralではないが根本原因として言えば)固定観念を原因として、「封筒を渡す」という本来の目的に対して過剰に具体的な行動シナリオを想定してしまい、シナリオからの逸脱状況(居留守)に対して適切に対応することができなかった
どうすればよかったか
- ドアを蹴るに至るまでのどこかの時点で、封筒をドアポストに投函する代替手段に移行すれば良かった
- 怒られている理由が理解できなくてもとりあえず謝るべきだった(利害が絡む場合には謝るべきでないという状況というものもあるが、今回はそうではない)
備考
- 居留守を使うことは住民としての正当な権利である。これは特に現代の都市部においてはほぼ常識かもしれないが、地域、時代、文化によってはその認識が薄い場合があるかもしれない。事実このときまで、我が家で家族の誰かが居留守を使ったこともなければ、私が居留守を使われたこと(に気づいたこと)もなかった。そのため「居留守」という単語の意味を知りながら、「Aさんは出てくるはず」という例の固定観念を強く持ってしまっていた。
- 物理現象としては同じ打撃であっても、文化的にはキックはノックの延長線上にない。日本語の「足蹴にする」などの表現や、英語でもチャットルーム等からユーザーを "kick" する(=追放する)という表現があるように、蹴る行為は非常に攻撃的な意味を持つものと解釈される。
- 一時期、うつ病と診断されSSRI+SNRI(レクサプロ+サインバルタ)を処方されており、その結果激しい躁を経験したことがある。この事件があった時期もその前後だったような気がするので、軽めの躁エピソードのひとつだった可能性がある。ただし正確な時期の記憶が曖昧なので、シラフでこの事件を起こした可能性もある。
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Anonymous
描いてあることに加えて、筆者が(居留守の概念を知ったあと)居留守だと思っただけで、実はピンポン鳴らしてから出てくるまでにただ時間がかかっただけっていう可能性もあるよね。 トイレに入ってたとか、揚げ物してたとか。
筆者
一応補足しておくと、ベルもノックも無視してテレビを観続けてただけなのはドア横の小窓から見えてたので、「時間がかかっただけ」の可能性ではなく居留守だと判断しました。1Kか2Kで玄関横に台所があって奥に居間が……みたいな間取りの部屋です。窓も居間のドアも開いていたので部屋の中まで見えてしまっていました。 というか、思い返すとそこでプライベートな空間を覗き見ようとしたのもまた健ブレですかね……。いないのかな? という確認のつもりで軽い気持ちで見てしまいました。