5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 自分が |
When(いつ) | 自殺した兄の葬式後に |
Where(どこで) | 親族の会食の場で |
Why(なぜ) | 「息子さん(筆者)は好き嫌いが多いんですね。育てるの大変だったでしょう?」と話題を振られた両親が楽しそうにその話を膨らましていたため、 |
What(何を) | 親族、親兄弟に対して、 |
How(どのように) | 苦笑いで誤魔化した |
Then(どうした) | 場は笑顔で回ったが、筆者の精神疾患(当時は未診断)は悪化した |
健常行動ブレイクポイント
- 自分の尊厳を守るためや、信頼する人が侮辱されたときに怒ることは、恥ではない。
- かねてから、自分が人間ではなく道具として利用されているということに、もっと早く気がつくべきであった。
どうすればよかったか
- 「お前たちがそんな精神性だから自殺すんだろ」と言えばよかった。なにが起きたのか理解が進まず、会食中は思考が完全に止まった。怒りは帰り道に沸いた。
- 参加者の話題を抽象化すると「自殺した息子の葬式で、ほかの息子をバカにして笑いをとる」である。おそらく、参加者はこの場にふさわしくない話題であるという自覚すらない。
- 登場人物全員が健常者ブレイクしてる場合、多数決で「正常な対応」とされる行動が決定されやすい。ときには自分を信じることが必要となる。
備考
- 人間の感情や尊厳を完全に無視できる人間は、残念ながら実在する。しかも、本人はそれらを尊重していると本気で信じているケースがある。
- 筆者は、この場にいた全員と連絡を取るのをやめた。
- 筆者は兄の自殺が連絡される直前まで自殺を考えていたが、この光景を目の当たりにして「死んだ後は嫌いな奴らのおもちゃになるだけ。最悪な出来事も勝手に美談にされる」と学んだため、自殺をやめた。