5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | ASD傾向があり、カウンセラーとして働いている筆者が |
When(いつ) | 20代のとき |
Where(どこで) | (該当なし) |
Why(なぜ) | ①結婚適齢期になったと思ったため ②仕事で雑談や傾聴のスキルを身に着け、他者との円滑なコミュニケーションが可能になったと判断したため |
What(何を) | 結婚活動を |
How(どのように) | 相談所に登録して開始。 様々な相手と交際を行った。 |
Then(どうなった) | 雑談スキルを技術的に向上させただけでは「他者に興味を持てない」という特性をカバーすることは不可能であること、交際相手に治療対象としての興味しか抱けないことを自覚し、これ以上の継続は無意味と判断して婚活を終了した。 |
なぜやってよかったのか
- 自身の特性上、情緒的な交流の最たるものである「結婚」は、かなり苦痛を伴うものだということに、早い段階で気づけたため。
- あくまで職務上培った雑談スキルをプライベートでも継続して使い続けると疲労が半 端ではないということに気づけたため。
- 仕事上での雑談が全く苦痛ではないのは、もともと興味のある話題が大半であること、「治療」という大目標があるため「無意味な会話」とは感じていないこと、といった要素があったからだと気づくことができた。
やらなかったらどうなっていたか
- 今より年齢を重ねてから婚活を開始した場合、「もっと若いうちにやっていれば良い相手がいたかもしれない」という無用な悩みを抱く可能性がある。
- 上記の理由により、そもそも特性上自分には結婚はかなり難しいということが見えにくくなり、自己理解が深まらなかった可能性がある。
備考
- 結婚相談所には筆者も含めASD傾向を持っている人間がかなりの割合でいると感じた。全くの無自覚で苦しみながら婚活を続けているASD傾向保有者の姿に悲しみを抱いたが、筆者はあくまでも交際相手としての立場から関わっていたため、核心的なことは一切言及できなかった。
- しかし、気づいていながらASD傾向保有者のそばに黙って居続けるのも特性上耐え難い苦痛を感じたため、複数の相手に交際終了をお願いすることとなった。
- 筆者と関わったことで悲しみを味わわせてしまった全ての方々の幸せを祈る。
Anonymous
他の方も言及されているが、「早めにやっておけば」という航海をなくすために早く取り組むという姿勢はよいなと思った