5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 私が |
When(いつ) | 友人と二人で運転の練習を兼ねドライブに行き、私が運転していた際に |
Where(どこで) | 借りていた車の駐車場に戻るとき |
Why(なぜ) | 長時間の運転や友人の態度に対して思うところがあり、注意力が低下していたが、友人を怒らせたくないという気持 ちから、休憩したいと言い出せず疲労が積もり |
What(何を) | 駐車場の柱と物損事故を起こし、車に凹みができてしまった。 |
How(どのように) | すぐにレンタル会社や警察に連絡をし、諸々の手続きを行った。 |
Then(どうなった) | 疲れ果て、その場で話し合えないまま帰路についてしまった。 後々、事故後の費用負担などについて話をしたが、私は相手に無自覚に怒りを感じており、感情的な言葉を多用してしまった。 現在、連絡を既読無視されている。 |
前提条件
- 友人も私も免許取得後一年未満である。私は複数の県境をまたぐ運転経験があるのに対し、友人は1度のみであるため、友人の運転練習のサポートとして私が行きに運転した。
- 帰路運転する予定だった友人は「怖いからしたくない」と運転を拒否したため、しぶしぶ私が帰路も運転を行っていた(私が運転している間も「命に危険を感じて怖い」と何度も言っていた)
- 私も友人も体力がある方ではない。
- また、(ここだけは私の偏見の可能性も大きいが)友人にも多少の異常性があるかもしれない。相手に配慮をすることができれば上記のような発言を行うとは思えないし、そもそも本来はその怖さを払拭するための場であったため。
- 私はこの友人に、辛いことを相談していたとき「そこまであなたに奉仕できない」と拒否をされた経験があり、友人に対して疲労や苦しさを吐露 することを申し訳なく思っていた。
健常行動ブレイクポイント
- 運転技術を甘く見積もり、危険が伴うことそのものや、もし運転できなかったときの対処法をあまり考えていなかった。
- 運転手として自分の精神状態を保つことを優先するべきだった。関係性や予定を優先し、自分の状態を軽視してはいけない。
- それまでの関係性から、疲れていること、それをなんとかしたいと相手に言うことを「わがままだ」と思い込んでいた。
どうすればよかったか
- まず、運転をするときは、自分の状態によって事故やトラブルが起きる可能性があることをしっかり自覚する。
- 運転中に同乗者や環境に問題を感じた際は、速やかに伝える。または、事前にしてほしいことをお願いし、相手ができるかを確認する。どうしても伝えたくない場合は「トイレに行きたい」など生理的なことを理由にするとよい。休憩を取り、自分の精神を保護する。
- そもそも疲労を隠すのはおかしいことに気づけばよかった。今回、人に相談をしてから、初めてその異常性に気がついた。相手に申し訳ないということよりも、隠さずに休憩し、リスクを回避することを優先するべきだった。
備考
- 運転初心者は「車に乗ることも初心者」であり、助手席でサポートをすることにも不慣れなのだな、という学びになった。
- いっときの我慢は、そのトラブルのあとまで残るほどの感情の爆発につながることがある。