5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 高校生のとき |
Where(どこで) | 学校で |
Why(なぜ) | 友達の「映画に興味がある」という言葉を聞いたので |
What(何を) | 友達の興味の足しになるかもしれないという考えから |
How(どのように) | 映画について特集したカルト宗教の雑誌を友達に渡した。 |
Then(どうなった) | 友達にカルト宗教の雑誌を渡してしまったことを今でも思い出し、時々自己嫌悪に陥る。 |
前提条件
- 筆者は輸血拒否や子供への鞭打ちを教義に説くカルト宗教の2世である。
- やらかした当時、信仰心は薄れていたが家庭環境のしんどさから気を紛らわすためにカルト宗教の書物をしばしば読んで救いを得ようとしていた。
- 渡した雑誌は映画がどのような流れで制作されるかの紹介の他に、教義と無理やり結び付けて世の中にあふれた映画作品がいかに不道徳なものが多いかの説明に重きを置いた内容であった。
- 筆者は大学に進学するまで自分自身および育った環境の異常さに気付いていなかった。社会人になってからASDの診断を受けた。
- 家庭環境について言及しておくと、父は未診断であるがASDであることが確実であり、母がカルト宗教の信者である。
健常行動ブレイクポイント
- 社会一般的な道義にそぐわない教義を説く宗教の雑誌を未信者に渡すべきではなかった。
- 友達の興味を深堀してニーズに合致しているか熟考せず、自分の身近にあるアイテムを何の気なしに渡してしまった。
どうすればよかったか
- 他人に宗教に関するものをすすめてはいけない。
- 何かを他人にすすめる前によくヒアリングし、ニーズに合致しているか考えた上ですすめるかどうかを判断すべきである。
備考
- 雑誌を渡した後日、友達から感想を聞くことは無かった。 友達が本人の都合の悪いことを記憶から無かったことにする癖があるため、筆者のやらかしを強制削除してくれたのだと思う。 怖くてあの時のことを本人に聞くことができないが、今でも交友関係が続いている。友達には本当に感謝している。
- Twitterのトレンドにカルト宗教が上がっていたので投稿してみることにした。発達障害とカルト宗教が絡むと碌なことが無い。
- すでに未信者ではあるがカルト宗教の2世として育ったことが自分にとってつらい事実になっている。過去は変えられないので健エミュを参考にして何とか生きていきたいと思う。