5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 学生時代の筆者が |
When(いつ) | 卒業式が近づくころ |
Where(どこで) | SNS上で |
Why(なぜ) | 在学中に金銭(1万円程度)を貸していた友人から、「そういえばまだお金返してなかったよね、ごめん」と謝罪されたため |
What(何を) | その友人に |
How(どのように) | 「返すのはお金に余裕のある時で全然大丈夫だよ」と返答した。 |
Then(どうなった) | 卒業直後にフォローしていたSNSなど友人の連絡先がすべてブロックされ、そのままお互い転居したため一切音信不通となった。 |
前提条件
- ・筆者と友人は進学してから知り合ったため付き合いは3年弱だった。
健常行動ブレイクポイント
- 恐らく友人が期待していたのは「返さなくてよい」、あるいは「いいよ全然気にしてない」といった(返済が不要である旨の)返答であり、筆者の返答は「貸したことは覚えているし、お前が返しに来るのを待っている」といった返済をせかすような威圧的な内容に受け取られてしまったと考えられる
どうすればよかったか
- 筆者から返済の内容については触れ ず、「気にしてないから大丈夫」「別にいいよ」など、相手を許す言葉にとどめるべきだった。
- 返済を求めるにしても、「余裕が出来たら」というあいまいな言葉ではなく、「就職して生活が安定してから、覚えていたらでよい」など、少なくとも直近で返す必要はない事を明記するべきだった
備考
- 別の友人にこの話をした際、「おそらく一般的な感覚では金を借りっぱなしというのは気持ちがわるいので、返そうという意思がある人間は催促しなくても返してくれると思うし、待ってほしいと言うにしてもおおよその期限を向こうが指定すると思うので、その『友人』はハナから踏み倒すつもりだったのでは?」と助言をもらった。
- 筆者としては、お金が返ってこなかったことよりも、筆者が友人だと思っていた人間から「ぜいぜい1万円程度の額と引き換えに、今後の人生における一切の関係を絶っても痛くないヤツ」だと思われていた事実の方に傷付いた。
- 中学時代の恩師が、「いくら親しい友人でも金を無心された場合は『帰ってこないもの』と考えて、返済されなくても困らない額をその場で渡すにとどめるべき。特に連帯保証人になるなどもってのほか」と道徳の授業で話していたが、その通りの出来事が起きたので恩師の先見の明に感心した。