5W1H+Then状況説明

Who(誰が)筆者が
When(いつ)銀行員だった時
Where(どこで)担当している会社で
Why(なぜ)とても忙しかったので
What(何を)顧客から預かった現金(100万円)をスーツの内ポケットに入れて
How(どのように)そのまま忘れて帰宅した
Then(どうした)筆者は横領を疑われ、筆者だけでなく支店長・次長・渉外課長など関係する行員が個別にコンプライアンス部の査問を受けた

前提条件

  • 筆者は銀行の渉外(営業)担当だった

健常行動ブレイクポイント

  • 多忙を理由に、日常的に所定の手順を無視していた
  • 明らかに無理な業務予定を組んでおり、当日の業務を振り返る時間が無かった
  • ストレスと業務過多と不眠で頭が限界を迎えていた

どうすればよかったか

  • 所定の手順に従って、現金は現金ポーチに入れるべきだった
  • 業務予定にバッファを持たせるべきだった
  • ストレスと業務過多は自分ではコントロールできないものの、不眠は自分でケアすべきだった

備考

  • この後心療内科で睡眠導入剤などを処方してもらい、なんとか異動までやり過ごした。異動をきっかけに人生を考え直して転職した。
  • コンプライアンス部からは解雇も含む懲戒処分を示唆されたが、顧客や上司のとりなしのおかげで、奇跡的に口頭での注意で済んだ。仕事が出来るほうではなかったが、出来ないなりに一生懸命やっていれば、かばってくれる人がいるものだと思った。転職はしたが、今も出来なくても出来ないなりに精一杯やっている。