5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | Twitterに張り付いていた頃 |
Where(どこで) | タイムラインに流れてくる中で |
Why(なぜ) | 「異なる意見もよく聞いて受け入れる」ことが精神的な深みに繋がると思い込んでいたため |
What(何を) | 主に「男叩き」「女叩き」と揶揄されうるような過激なツイートを |
How(どのように) | 不快だと感じてもミュートせずに見続けた |
Then(どうなった) | 特段利益もないのに過激な意見を見続けた事で精神的に滅入った。また、友人知人や街で見かける男女を偏見の目で見てしまう時期があり自己嫌悪に陥った。 |
前提条件
- その後「見てしんどいものはミュートすべき」と気づきミュートワードを登録した
健常行動ブレイクポイント
- 異なる意見を頭ごなしに否定しないことと見て不快なものを自主的にゾーニングすることは両立することに気づかなかった。
- フォロワーの好むツイートだからといって自分まで無理に見なければならない道理はなかった。
- 標準装備されている機能は必要なら使うべきである。
どうすればよかったか
- 見て「しんどい」と思うような意見は「そんな風に思う人もいるんだなぁ」程度にとどめ、自分の精神に歪みが生じないようにSNSと付き合うべきであった。
- 過激で露悪的な意見だからと言ってそれが「皆の本音」「忖度なしの真実」であるとは限らないということを理解すべきであった。
備考
- 認知の歪みとは不思議なもので、過激な意見が知らず知らずのうちに自分の脳内に内面化されきた。 例を挙げるなら、「街中で楽しそうに自撮りをしている女子高生がい るのを見かけ、頭の中に即座に女性を罵倒するネットスラングが浮かんでくるようになる」と言った具合である。
- SNS上に限らず現実世界でも、普段は仲良くしている相手が到底理解できない過激な思想を持っていることが判明する事例は少なくない。 それが受け入れ難いと感じたなら、(良心の呵責はあるかもしれないが)距離を置くのも一つの手である。