5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 学生時代に苦手科目の成績が向上して、そのことを身近な知り合いに伝えたとき |
What(何を) | 「当時の自分よりは低いし、不十分じゃない?」と知り合いに言われて |
Why(なぜ) | 「きっと事実だし、一理あるな」と考えてしまったため |
How(どのように) | 「そうなんだね」とやりとりを返した。 |
Then(どうなったか) | 成績を上げるという目的を達成したにもかかわらず、嫌な気分になった |
健常行動ブレイクポイント
- 成績が向上したことの価値を自身で貶めた。
- 自分が目的としていたものを見失って、相手が差し出した価値基準を突発的に採用した。
どうするべきだったか
- 成績が向上したことは事実なので、ひとまずはそれに満足するべきだった。
- 相手の負ける状況をコミュニケーションの場で仕掛けてくる人がいると、事前に知っておくべきだった。
- 自分の目的に沿わない限り、誰かが作り上げたルールに乗っからない。ルールは作る側が有利にできている。
筆者が体験した負けが保証されているやり取りの例
- 事実なので覆しようがない 目標を達成した後、それを伝えた後に「でも○○には及ばない」と伝えてきたケース。 何をしたとしても、その分野の人類最高峰を提示すれば仕掛けられた側が劣っていることに出来る。
- 目標を達成した後、それを伝えた後に「でも○○には及ばない」と伝えてきたケース。
- 何をしたとしても、その分野の人類最高峰を提示すれば仕掛けられた側が劣っていることに出来る。
- 事実を検証できない 「このアーティストは○○のパクり」と言ってきたケース。 事実かどうかを 知る方法がない。 仕掛けられた側は何も言えなくなるので、最後に主張された相手の意見が正しいことにされる。
- 「このアーティストは○○のパクり」と言ってきたケース。
- 事実かどうかを知る方法がない。
- 仕掛けられた側は何も言えなくなるので、最後に主張された相手の意見が正しいことにされる。
- 否定材料がない 「でも○○の可能性もあるよね」と伝えてきたケース。 否定する材料がない可能性を手当たり次第に提示してくるため、仕掛けた側は自分の意見が正しいと主張できるようになる。 否定できない主張を、なぜか正しい主張として変換してくる場合が多くみられる。
- 「でも○○の可能性もあるよね」と伝えてきたケース。
- 否定する材料がない可能性を手当たり次第に提示してくるため、仕掛けた側は自分の意見が正しいと主張できるようになる。
- 否定できない主張を、なぜか正しい主張として変換してくる場合が多くみられる。
- 主張に穴があり、結果が出てから補填される 「自分の考えは8割方合っていると思う」と伝えてきたケース。 残り2割をあいまいにすることで、主張とは正反対の意見を排除せずに保持できるので、仕掛けた側の勝利が保証される。 このタイプは、意見が間違っていた時に「もう一方のパターンだったか〜」と事前に予測していたようなそぶりを見せてくることがある。
- 「自分の考えは8割方合っていると思う」と伝えてきたケース。
- 残り2割をあいまいにすることで、主張とは正反対の意見を排除せずに保持できるので、仕掛けた側の勝利が保証される。
- このタイプは、意見が間違っていた時に「も う一方のパターンだったか〜」と事前に予測していたようなそぶりを見せてくることがある。
- 結果を確認してから、常に勝者側につかれる 仕掛けた側のアドバイスで上手くいったときは「自分のおかげ」と言い、失敗したときは特に言わないパターン。 上手くいったときだけ優位性を主張するため、仕掛けた側の勝率は100%になる。 求められていないときにアドバイスをしてくる相手は、心理的優位を確保するための種をまいている場合があるので受け流そう。
- 仕掛けた側のアドバイスで上手くいったときは「自分のおかげ」と言い、失敗したときは特に言わないパターン。
- 上手くいったときだけ優位性を主張するため、仕掛けた側の勝率は100%になる。
- 求められていないときにアドバイスをしてくる相手は、心理的優位を確保するための種をまいている場合があるので受け流そう。