5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 社会人4年目の頃 |
Where(どこで) | 会社で |
Why(なぜ) | 一か月ほど前に、同じ上司との面談で「会議で同時に複数人が喋りだすと聞き取れなくなるので、補助として音声文字起こしソフトを使わせてほしい」と相談し、承諾を得た上で「買い切りのソフトの方が望ましいので買い切りのソフトを探してほしい」と言われたが、買い切りの音声文字起こしソフトで使い勝手のよいものがなさそうだったので |
What(何を) | サブスク型の音声文字起こしソフトを |
How(どのように) | 上司に対し、使用させてもらえるように頼んだ。 |
Then(どうなった) | 上司から「やっぱりよくないと思うんだけどぉ〜」「嫌な方向に向かいそうな気がする」等と言われ、以前相談したことを覆された。 |
健常行動ブレイクポイント
- 人間はその時その時によって言うことが変わるのに、勝手に「以前相談した事項がまだ有効だ」と判断し、上司の言うことが変わらない前提で相談をしてしまった。
- 健常者として雇用されたのに合理的配慮が得られることを期待して話をするべきではなかった。
どうすればよかったか
- 人間はその時その時によって言うことが変わることを前提とし、大事な話をする際は録音を行うか、無理だとしても議事録を取りその場で言ったことの合意を取るべきだった。
- いきなり直属の上司に相談をせず、関わりのある他部署に根回しをし、外堀を埋めてから相談をする方がよかったかもしれない。
備考
- 上記の出来事から暫く経った後、筆者は聴覚の検査を受け、「聴覚情報処理障害(APD)」の診断を受けた。診断を貰った医者からは「検査からすると生まれつきの可能性が高い(加齢などによる後天的な聴 力の低下は通常高音領域から始まるが、人の話し声に相当する低音領域の聞こえが悪いため)」と言われた。
- 筆者はそもそも今持っている以外の聴覚を経験したことがなかったため自分の聞こえが普通であると考え、聴覚の詳しい検査をしたことがなかったが、思い返せば筆者は突発的な会話に対しての聞き間違いが多く、今思えば聴覚情報処理障害の影響があったのかもしれない。
- 上記の「会議で同時に複数人が喋る」要因である、「他の人が話している途中で横の人にゴニョゴニョ話し出したり席を外さずに電話に出る」先輩に対して「会議中に声を落とさずに電話に出られると他の人の話と混ざって聞こえなくなる」(意訳)と相談したところ「聞き耳立ててるからじゃないの?w」とあしらわれた。