5W1H+Then状況説明

Who(誰が)筆者(男)が
When(いつ)大学生のとき
Where(どこで)学生相談室のフリースペースで
Why(なぜ)大学で友達がいなかった筆者にその女子学生がよく話しかけてくれたり、お菓子をくれたりしたことがあって嬉しかったため
What(何を)そこで知り合った女子学生に
How(どのように)好意を抱き、LINEを交換し、しつこくアプローチした
Then(どうした)女子学生からは避けられるようになり、LINEをブロックされた。また、女子学生がカウンセラーの先生に相談したのか、学生相談室を(直接言われてはいないものの)出禁になり、それまで優しかった先生方からも冷たくあしらわれるようになった。

前提条件

  • 筆者は吃音症である。自分から話しかけることが苦手で、新たな人間関係を築くことが苦手と実感している。
  • 大学に入ってから吃音で誰にも話しかけられず、友達ができなかった。
  • 筆者は高校時代の失恋をいまだに引きずっている。(備考参照)

健常行動ブレイクポイント

  • 女子学生が私にしてくれたことは、女子学生が誰に対してもやっていたこと、社交辞令であり、特別私に好意を抱いていたわけではない。それを私は勘違いしていた。
  • 女子学生が鬱で気分が落ち込んでいる時に、心配のあまりしつこくLINEで連絡したり、メッセージに既読がつかないことを気にして電話をかけるなどした。
  • 女子学生も悩みを抱えていたのか、学生相談室を利用していた。改めて考えれば、女子学生からすれば恋愛をする余裕なんてなかったのかもしれない。そもそも学生相談室は悩みを解決する場所であり、異性との出会いの場ではない。

どうすればよかったか

  • 社交辞令は社交辞令であると受け止め、好意を向けられていると勘違いするべきではなかった。
  • こちらの相手に対する気持ちが100%でも、相手からすれば100%受け止めてくれる余裕があるわけではない。人間関係においてそれを意識するべきだった。
  • 人と接するときは自分の気持ちを全面に押し出してはいけない。相手の気持ちを考えるべきである。

備考

  • 学生相談室には学生が自由に使えるフリースペースがあり、学生相談室を利用する学生がそこで休憩や雑談を出来るようになっていた。筆者は学生相談室を利用するようになったことをきっかけに授業時間外はフリースペースで過ごしたり他の学生と話したりするようになった。今回の件が原因(私のせい)かもしれないが、フリースペースのソファーが撤去され、そこで過ごす人もいなくなった。
  • 相手の女子学生は優しい人だったが気分が落ち込みやすく、疲れやすく、鬱っぽくなることが多かった。相手の女性の気持ちに配慮できず、自分の気持ちを100%押しつけてしまっていた。
  • 筆者は高校時代、仲が良かったネットの女友達がいて、毎日Twitterで話したりオンラインゲームをしていた。会ったことはないものの互いに好意を抱いていた。大学入学数日前に突然音信不通になった。大学に入学してからも吃音のため誰にも話しかけられず、新しい人間関係を築こうと思えず、ただただネットの女友達に戻ってきて欲しかった。 女友達のことを忘れかけていた頃に女子学生と知り合い、この女子学生なら心の穴を埋めてくれる、そう信じ込んでアプローチしてしまった。 卒業して数年、彼女どころか女友達もおらず、未だに心の穴は空いたままである。しかし出会いもなく、女性と仲良くなる方法も分からない。今後生涯一人で過ごすことが私の禊というか女子学生に迷惑をかけたことへの償いなのだろうか。寂しい。