5W1H+Then状況説明

Who(誰が)自分が
When(いつ)クレカを作って以来
Where(どこで)
Why(なぜ)クレカの請求は翌月・翌々月であることで、「いくら使ってもいい気がする万能感」や「自分が使った金額が正確に把握できない不安」がつねにあったため
What(何を)物欲を我慢することが出来なくなり、年々不要不急の消費/衝動買いが増え、金欠とストレスで生活に支障をきたした。 口座の残高を超えた支出が当たり前になってしまった。
How(どのように)①デビッドカードを作った。 ②自分が持ちうる全ての端末からクレジットカードの情報を消した。 ③カードの現物も財布から追放し、引き出しの奥深くにしまった。 ④クレジットカードと連携させていた〇〇ペイのアプリもアンインストールした。 ⑤そのうえで、基本は現金で暮らすようになった。
Then(どうした)- 浪費癖が落ち着いた結果、毎月予想外の請求におびえることがなくなった。 請求に間に合わせるために日払いバイトを入れまくって体調を崩すこともなくなった。 結果、ストレスが大幅に減少した。

前提条件

  • 何度決意してもズルズルとクレジットカードを使っていため、母親に事情を話し、「今から全端末からクレジットカードの情報を消す」と宣言し、目の前で実行する様子を見てもらった。クレジットカードと縁を切るのは簡単ではないので、自分のような人間は身近な人に助けてもらうといいと思う。

なぜやってよかったのか

  • お金の流れが一目で分かるというだけで、不安感とストレスが激減する。クレジットカードを使うことで永続的にかかっていたデバフのようなものがなくなった。
  • 前提として現金が一番望ましいが、カードしか使えない場面もあるため、デビッドカードを作った(バンドルカードなどの、チャージ型クレジットカードも可)。結果、予想の通りだった。 現金のみで暮らそうとすると、必ずどこかでカードに頼らざるを得なくなるため、結局クレジットカードを手放せない可能性が高いと思う。
  • 口座の残高を正しく自分の所持金だと自覚できるようになった。

やらなかったらどうなっていたか

  • ADHD兼ASDの筆者は、先の見通しを立てること・計画を立てること・計画性のある行動をとることが苦手である(ADHD)にも関わらず、先が見えないこと・見通しが立たないことが非常に大きなストレスになる(ASD)。つまり、
  • クレジットカードという「支払金額の重さをその場で体感できない」「いくら使ったか把握しにくい」という支払い方法は非常に不向きである。禁忌とすら言える。
  • あとそもそも衝動に突き動かされがちなADHDが、「その時の所持金に関係なく金を使える」などという悪魔のカードを使うべきではない。やめていなかったらいずれ自己破産していた。

備考

  • モバイルSuicaはクレジットカードでのチャージしかできないイメージがあったが、実は駅の端末(ピッとするタイプ)やセブンのATMなどで現金からチャージできる。 カードに戻さないと脱クレカ出来ないわけではない。 モバイルSuicaの一番に強みはスマホで改札を通れることなので、いちいち現金でチャージする手間は大して気にならないというのが感想。
  • クレジットカード経由で物を買うことができない状況、つまり「クレジットカードを使おうとすること自体が非常に面倒になる状況」にすることが大切である。ADHDは面倒な工程を避けるため。