5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 中学生の頃 |
Where(どこで) | 修学旅行先の博物館で |
Why(なぜ) | 見たいものを眺めることに執着しすぎたため |
What(何を) | 滞在時間が短いことに対して |
How(どのように) | もっと居たいのに途中で急かされて点呼を取られた、と捉えてしまった |
Then(どうした) | 走って集合場所に向かいながら嫌な顔をして、同じ班の生徒に心配をかけた。また、移動の時間も気持ちの切り替えができず、修学旅行という機会をうまく楽しめなかった。 |
健常行動ブレイクポイント
- 集団行動では協調性が大切だと教わっていながら、切り替えできないほど自分の興味に引き込まれてしまった
- 修学旅行や合宿の性質として、どこを訪ねるかはひとつの要素に過ぎず、仲間とのコミュニケーションや思い出作りが主目的なのかもしれない。当時はそれを理解できず、旅行の全体を楽しむことが難しかった
どうすればよかったか
- 修学旅行や校外学習のような行事は、周りとの協調性を養い、同級生と交流して思い出をつくることが重視されている。自分のペースで動けなくてもしかたがない と割り切って参加すれば、もっと楽しめたかもしれない
- 修学旅行は保護者や学校、多くの人のサポートを受けていろいろな場所を少しずつ訪ねる「体験版」であり、気になるものがあればいつかまた来られるから大丈夫だ、と認識できればよかった
備考
- 上記は成人してから気づいたもので、ASDの傾向が濃く出ていた中学生の頃にリアルタイムで理解するのは難しかったと思う。修学旅行を「体験版」だと捉えるようになってからは、思い通りに動けないことへの残念さは和らぎ、旅の機会を貰えるありがたみが分かってきた
- その博物館は最近になって一人で再訪し、ゆっくり楽しむことができた