5W1H+Then状況説明

Who(誰が)ある電車に乗っていた老人2人組と、男性が
When(いつ)本日午後5時前
Where(どこで)対面乗り換えが出来る駅に到着した。老人2人組は慌てて向かいの電車に乗り換えようとしていたが、電車の扉は閉まりかけていた
Why(なぜ)推測:老人2人組はここで乗り換えられないといけないため焦っていたから。その様子を見た男性は助けたいと思ったから。
What(何を)老人2人組は閉まりかけた電車の扉にものを挟もうとした。それを見た男性は、締まりかけた電車の扉の片方をエレベーターの扉を扱うように抑えた。
How(どのように)電車の扉は再び開き、老人2人組は電車から降り、男性は人助けができたと清々しい顔をして再び座席に座った。
Then(どうなった)電車が遅れた。
前提条件
  • 当該の駅は代々木上原駅(上り、新宿行き)であった。ここで乗り変えられないと小田急線と千代田線で全く違う方面に行ってしまうため、焦って乗り換える人をよく見かける。

健常行動ブレイクポイント

  • 大前提として、閉まりかけた電車のドアに手や物を挟む行為はケガや遅延を引き起こす原因となるため、大変危険である。
  • 電車の扉はエレベーターのように抑えたら閉まらないという訳では無く、基本的に最後部に乗る車掌が全ての扉を一括で開閉している。最悪の場合『車両点検』や『車両故障』を起こし、さらなる遅延を引き起こす可能性がある。

どうすればよかったか

  • 老人2人組→慌てずに次の駅まで行って戻るべきだった。早めに降りる支度をしたり、自分が今どこの駅にいるのか把握しておくべきだった。
  • 男性→何もせず見守るべきだった。何か動くとしても、ドアを抑えるのではなく老人2人組を止める行動をすれば良かった。

備考

  • 今回の事象は代々木上原駅で起きたが、最悪代々木上原駅で降り遅れても、隣の駅まで行けば代々木八幡駅と代々木公園駅の徒歩乗り換え(徒歩約1分半)が出来る。
  • よく駆け込み乗車をしようとして閉まりかけたドアをこじ開けようとする人もいるが、この行為も大変危険なので絶対にやらないで欲しい。
  • 老人2人組は目的の電車に乗れていなかった。