5W1H+Then状況説明

Who(誰が)養子の事情を知っている近隣住民や、その子供が
When(いつ)筆者の叔父の子供時代
Where(どこで)当時住んでいた地域で
Why(なぜ)面白半分、もしくは無駄なおせっかいで
What(何を)「“叔父くん”はよその家からもらわれてきた養子である」旨を
How(どのように)なんらかの話題で、叔父(幼少)にばらした。
Then(どうなった)叔父はショックを受けて養親やいとこ(血縁上の実の兄弟)に八つ当たりした。家庭は半壊し、叔父自身が統合失調症を発症することにもつながった。
前提条件
  • 当時、両親は我が子として大事に養育しており、養子・養親がばれるまでは親子関係はそこそこ良好であった(当然ながら養子であることはまだ、言ってなかった)

健常行動ブレイクポイント

  • 親と自分に血のつながりがない、というのは養子本人にとっては人生に関わることである。本人が養子であることを伝えるかどうかは、親子関係の問題なので、他人が勝手に決めることではない。
  • 赤の他人が『もらわれ子』という事柄を軽々しく扱ったこと。
  • 雑談だからといって、知っていることをなんでも話していいわけではない。

どうすればよかったか

  • 子供同士:目の前にいる友達が、養子であることを伝えてはいけなかった。
  • 親世代:よその家庭の事情をぺらぺら子供の前で話してはいけない。
  • 近隣住民:本人が養子であることを知っていても黙っておくべきだった。

備考

  • 筆者の親戚には養子が複数おり、親の知らないところで養子の件を知ったために非行に走った者もいる。実のところ本人に誰が言ったのかはわからない。しかしながら「知りあいの誰かが」「何らかの形で」「本人にばらした」ということだけは明白なのである。
  • 「お前の親は本当の親じゃない」「あの子はもらわれてきた子だからねぇ」「お前の親はどこそこの誰なんだってさ」→ショックを受けてその後に影響する。 このパターンは昔からあることであり、筆者も親戚の件含めて複数聞いているため、そのひとつを投稿した。
  • このようなことはその家族が引っ越しでもしない限りは近隣に知れるのは仕方がないことではあるが、もし閲覧者の中によその家庭の事情を知る機会があった時は、よくご配慮いただきたい。子供を通じてだとしても、伝わった本人が特に未成年者であれば大問題である。