5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 性風俗従事経験のある筆者が |
When(いつ) | 当時の恋人との初めての行為をする際に |
Where(どこで) | シャワー中に |
Why(なぜ) | 男性はこのようにすれば喜んでくれるはず、と誤学習していたため |
What(何を) | 恋人に対して |
How(どのように) | 性風俗で為されるような、到底恋人との行為ではすることのない洗体や愛撫を施した |
Then(どうなった) | 恋人は筆者が予想しているほど嬉しそうではなかった。後から聞いたが、その際いたたまれない気持ちになったらしい。 |
前提条件
- 恋人との交際前に性風俗経験については話していた。 筆者はASDを抱えており極端に自己肯定感が低く、何か性的な価値を提供しないと男性は自分のことを大事にしてくれないだろうというような認知の歪みがある。
健常行動ブレイクポイント
- 恋人との行為と金銭の対価としての性的サービスは異なる性質のものである。よって後者で歓迎されるものを前者に持ち込むのは不適切である。
- 「男性は過激な性行為をすれば喜ぶ」というような思い込みは、言ってしまえばただの筆者の偏見である。
- 恋人と過ごす時間に、一般的に後ろ暗いとされる過去を持ち出すような行動は避けるべきである。センシティブな事柄では尚更である。
どうすればよかったか
- 不適切なサービス精神を発揮せず、いわゆる「普通の」行為をするべきであった。
- 異性に対する過度な思い込みを捨て、「相手がどうして欲しいか」というような恋人個人と向き合った考えを深めるべきであった。
- 性風俗に従事していた過去は極力持ち出すべきでなかった。
備考
- 「性的なことを提供し、その対価として愛してもらう」というような発想は、しばしば自己肯定感の低い女性が抱くものである。 しかしそのような行動の結果として得られる相手の歓心は、果たして自分が本当に得たかったものなのか一度検討した方がいいかもしれない。 また、筆者はこの際に「性で相手を釣るような姿勢」は、相手に対しむしろ軽薄な態度なのではないかと初めて気付いた。
- しかし、自らのそのような「異常者である部分」も受け入れて欲しい、などと過度な願望も抱くようになってしまった。