5W1H+Then状況説明

Who(誰が)筆者が
When(いつ)小学校1年生のとき
Where(どこで)学校で、
Why(なぜ)皆が「お化けが出る」と噂し、トイレに一切行かなかったため、筆者はよくわからなかったものの、「学校では決してトイレに行かない」という“暗黙のルール”があるのだ、従わないといけないのだととらえたため、
What(何を)便意を、
How(どのように)下校後、自宅まで我慢した。
Then(どうなった)自宅マンションのエレベーターに乗って我慢できなくなるということが頻発した。
前提条件
  • 筆者の当時の自宅は小学校から徒歩3分の距離にあった。

健常行動ブレイクポイント

  • 「トイレに行かない」ということを、自分も必ず従わなければならない皆のルールだと勘違いしたこと。
  • 担任に相談しなかったこと。
  • 親に相談しなかったこと。

どうすればよかったか

  • 皆が「トイレに行かない」と言っているのは、理由づけとしては「お化けが出るから」であり、必ず守らなければならない集団のルールではなかった。
  • よって、「お化けの噂」を無視してトイレに行くことは可能だったと思われる。
  • 担任や親に相談することもできたが、皆と共有している暗黙のルールを伝えることは困難だった。とはいえ、相談していればいずれなんとかなっていた可能性が高い。

備考

  • 心配した母親が、筆者から「みんながお化けが出るというからトイレに行けない」と話を聞き、教頭と母親の立ち会いのもと、トイレを確認した。確かにいなかった。
  • しかし、筆者は、お化け云々はよくわかっておらず、むしろ「トイレを使わないのは皆が守るべき暗黙のルール」と捉えていたため、困惑した。〈でもみんな、トイレ行かないって言ってるし、そういうこと(トイレは使ってはならない)じゃないの〉と。
  • 当時の学校のトイレは長らく和式のままであったほか、全般的に照明も暗く、使いづらかった面は否めない。
  • その後、「トイレを使ってはならない」という筆者にとっての暗黙のルールが解除されたかははっきりしないものの、トイレを利用するようにはなった。しかし、現在に至るまで、自宅以外での用を可能な限り我慢するようになってしまった。