5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 思春期に |
Where(どこで) | |
What(何を) | 一般的と思われる恋愛や性行為にまつわる情報を |
Why(なぜ) | 自分の性的嗜好は一般的ではなく、より安全で健常性の高い対象・行動に欲を向けるべきだと思ったため |
How(どのように) | Webサイトや創作物から収集し、自分の身に重ねて想像しながら欲を発散しようとした |
Then(どうなったか) | 本来望んでいない行為を繰り返し想像するのは苦痛であり、その反動で余計に嗜好が加速し、抑えようとしてさらにストレスが溜まる悪循環に陥った |
健常行動ブレイクポイント
- 創作物は作り手と読み手が楽しむための描写が多く、自分の身に重ねてエミュレートするには向かないものもある。筆者はそのあたりを失念しており、一般的な嗜好を学ぶツールとして使おうとした
- 性的嗜好を学習や気の持ちようで変えられると思っていた
- どのような嗜好も持っているだけなら周りの迷惑にならないが、視野の狭さや白黒思考が重なって自意識がもつれており、自分を手に負えない怪物のように感じていた
どうするべきだったか
- 自分が望まない行為を想像することが習慣になると、想像した際のストレスと実在する異性が紐づけされ、異性への嫌悪感を抱く可能性がある。筆者は幸いそこまでには至らなかったが、実在する他者を用いた想 像は控えたほうがいいかもしれない
- 似た嗜好の人間が起こした犯罪ばかりを意識して、犯人と自分を過度に同一視するべきではなかった。人には表に出ないだけでいろいろな嗜好や欲望があり、大多数の人が適当に付き合いながら生きていることに気付ければよかった
備考
- タイトルは「矯正しようとしてはいけない」としたが、矯正しようと悩んだ時期があって上のような気付きが得られたため、悩むこと自体は否定しない
- 補足:当記事は「身近な人に相談したりフィードバックを得たりできない物事を自己流でエミュレートしようとした失敗例」である。健常者エミュレートが必要な事例を集めるWikiにはそぐわないかもしれない