5W1H+Then状況説明

Who(誰が)ネット上の友人が
When(いつ)
Where(どこで)VRChatという、ソーシャル機能を持つゲームで
Why(なぜ)リーダー格のようになっている人間のもとへ行けばその近くにいる他の人間にはいつでも会えるとして、
What(何を)先述のリーダー格のような人間のもとへ集まる複数の人間との
How(どのように)フレンド登録を解除した。
Then(どうなった)フレンド登録を解除された複数の人間が、行為者に対し「自分と積極的に関わるつもりはないのだ」と行動の意図を解釈し、被行為者らもまた行為者らと積極的に関わる気が薄れた。

健常行動ブレイクポイント

  • その人がいる場の入場権のように働きうるフレンド登録を敢えて解除するという行動は、被行為者個人への積極的な関心が無いためであると解釈されうる。
  • 一度に複数の人間に対し先述の行いをしたことで、被行為者らに結託の大義・きっかけを与えてしまった。

どうすればよかったか

  • 使わないフレンド登録であっても、それをわざわざ手順を踏み削除するべきではなかった。他の事例でも指摘されている通り、特に敵意や害意がない限りコミュニケーションの相手には関心があるように振る舞うのがより健常者的であると思われる。
  • おそらく少数あるいは1人ずつフレンド解除を行なっていれば、被行為者以外の人物には「まだフレンドである」という義理が生まれ、被行為者らが行為者のこれまでの行いの違和感を確かめあうなどの行動には至らなかった。

備考

  • LINEやTwitter、instagramなどのSNSにおいても当事例と同様に、実際には使わないフォロー・友達などの解除には気をつけるべきである。多くの場合、個人間で関わりを持たずとも同じ場を共有する相手とのフォロー関係・友達関係は維持しておくべきである。
  • 行為者はその後Twitterで「フレンド整理させていただきました。また困ったらフレンド登録をするかもしれません。ご迷惑をおかけします。」(概要)などとツイートしており、それを被行為者の一部が「今はフレンドでなくても困らないということか」と解釈したため火に油を注ぐ結果となった。
  • 同じ場を共有する複数の人間からこのように思われれば多くの場合その場にはいにくく感じるようになるだろうが、そういうことを気にするような人間ではないのでおそらくなにも変わらないと思う。