5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 中学生のとき |
Where(どこで) | 警察署の取調室で、 |
Why(なぜ) | 嘘をつかないことによるデメリットを認識していなかったので、 |
What(何を) | 取調べでの誘導に |
How(どのように) | 乗らず、素直に「挿入することができなかった」旨、備考にある通りの理由から「強制された行為ではない」旨を述べた。 |
Then(どうなった) | 取調べが長引くだけでなく、結果として加害者を庇う形になった。また加害者と利害の対立にある関係の人に引き取られたため、何度かKOろされかけた。 |
前提条件
- 【事件当時の性犯罪の扱いについて】 不同意性交等罪がまだ強姦罪だったころで、挿入されたか否かが争点になることもあった。また性交同意年齢は13歳だった。
健常行動ブレイクポイント
- 加害者を庇う形になってしまうことを失念していたし、そのことのリスクも頭に無かった。
- 加害者と利害の対立にある人に引き取られる可能性も考慮していなかった。
- わざわざ(よくあるような事件で)加害者が逮捕されることの重さについても考えが至らなかった。
どうすればよかったか
- 取調べ時、誘導に従うべきだった。
備考
- 筆者は様々な人の家を転々として暮らしていて、若い女性が寝食を得るときに、寝床や食事の提供者に身体を対価として差し出すことは至って当たり前のことだと思っていた。 私は非自発的にそのような環境に置かれたが、自発的に家出をして、決まった住処で暮らせていない女子中高生なんて今も「そんなもん」だろう。
- 成人後、性交痛の酷さから受診したところ、長期間にわたるホルモンバランス異常および奇形により【挿入は不可能】ということについては医者のお墨付きを得られた。 今更証明できたところで遅すぎるし、当時に強姦罪が成立しえないことを証明できたとて加害者しか得しない。
- 引取り先との和解を果たすことはできた。しかも大学にまで(多額の奨学金を借りてとはいえ)出してもらえたので非常に感謝している。