5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 某小型怪獣捕獲ゲームのTwitter広報アカウントが |
When(いつ) | 2022年12月から不定期に |
Where(どこで) | Twitter上で |
Why(なぜ) | 推測:その広報アカウントのプレゼンスを高めるた め |
What(何を) | 某小型怪獣捕獲ゲームの最新作で入力するとアイテムがもらえる「あいことば」を |
How(どのように) | Twitter上のみで公開した。というか今もしている。 |
Then(どうなった) | Twitterの規約上でアカウントが作成できない12歳以下のユーザーや、Twitterアカウントを作れない人を困らせてしまった。 |
前提条件
- 当該ゲームはシリーズ26年目でそろそろ子どものユーザーも少なくなってはきているが、子ども向け雑誌で依然として展開されているし、TV番組では小学生を対戦させている。
健常行動ブレイクポイント
- 小学生以下のユーザーを露骨に客層から外すのであれば、子ども向けの商品展開からはゲーム本体は除外すべきである。
- 公開する場所を限定しても攻略サイトやまとめサイトなどで「あいことば」自体は見れてしまい、そちらにアクセスが集中してしまう。結果、検索エンジンで公式サイトが出にくくなる弊害すら発生している。
どうすればよかったか
- 全年齢が閲覧できる自社サイトで「あいことば」を掲載したうえで、そのページで広報アカウントの紹介もする形にすればとりあえずは問題はなかった。
- SNS上で行うキャンペーンは基本的に成人しか見ることができない前提で行うべきである。
- とはいえ企業としてこれで問題ないと判断して企画を通しているのだから、すべてわかったうえでやっているなら「こうすればよかった」ということはない。好きに企画を通して好きなだけ信用を失えばいい。
備考
- エラーでアイテムがもらえていない にもかかわらずシリアルコードが使用済み扱いになるバグが報告されている。
- 「あいことば」はアルファベットと数字からなるコードだが、シリアルコードと違いすべてのソフトで同じものを入力する。大抵は「おくりもの」の内容にちなんだ文字列になっている。
- 7日間にわたってサンドウィッチの食材を配布する企画では、7日目の「あいことば」の入力期限が発表から6時間しかなかった。